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卒業生・在学生の声




受験生の皆さんへ

鵜飼理香(学部4年:ロボット工学研究室)

私は名古屋市出身なのですが,実際に松江に来てみると,地元の人は優しく,のどかで暮らしやすい環境で勉強できる毎日に満足しています. 歩ける範囲に生活できる環境が整っていて,私がアルバイトをしている美味しいケーキ屋さんも,大学から歩いて5分という感じです.
これまで,そんなに工学系には興味もなかった私なのですが,大学で専門性の高い講義や実験をすればするほど,不思議と色々なものに興味が湧いてきて,今は電気自動車に夢中です.
皆さんも今までの価値観とは全く違った専門性をあえて選んでみることで,思いもかけなかった新しい自分に出会えるかも知れません.
女性の工学系って,カッコイイですよ!
男性はもちろんですが,女性の皆さんの入学も待っています!




受験生の皆さんへ

青山由理加(学部4年:ロボット工学研究室)

 『電気』とか『機械』と聞くと特に女の子は苦手意識を持ってしまうかもしれません(私もそうでした). しかし,勉強を重ねていくうちに自然と力が身についていき,気づいたらすごく興味のある分野に変わっていました. 友達出来るかな…と不安になるかもしれませんが,授業や実験などで,どんどん友達が増えていくので心配はいりません!  女の子の少ない学科だけに,男子はとても親切にしてくれ,モテモテになりますよ!
 更に,大学生活でしか経験できないサークル活動などにも積極的に参加しましょう. 私はある運動部のマネージャーをしていますが,大会や練習試合などで他大学との交流の機会もたくさんあるので,他大学の友達もたくさん増えます. 友達100人も夢じゃないですよ!
 現在4年生の私は,ロボット工学研究室に所属しています. ロボットの腕のことをマニピュレータと言います. 物体を動かすための自由度というものを人間の腕と同じだけ(普通の産業用ロボットより1つ多い)持っている冗長マニピュレータという装置を2台用いて,人間が両手を使って行うような作業をさせるための研究等を行っています. 更に,我が研究室には留学生が2人もいて国際色も豊かであり,先輩も楽しい方ばかりなので毎日楽しみながら,研究に励んでいます. 興味のある方は是非,電子制御システム工学科にきて下さい.




編入生から見た1年間
  ~ 留学経験を通して ~


松岡佑樹(学部4年:電子デバイス講座)

 私にとって,今しか出来ないことをした大学生活です.
私は,編入生として,高専からこの島根大学に3年次に編入学しました. もちろん,人一倍努力しました.また,3回生が終わったと同時にカナダに海外留学をしました. もともと私は,英語が苦手で,英語の勉強は全くと言っていいほどしていませんでした. 本当に,普通の人より出来なかったと思います. 海外では,毎日が英語で,1日1日が勉強でしたので,すごく苦労しました. 一時期,英語が嫌いになったこともありました. しかし,それを乗り越え,海外の人とコミュニケーションがとれだすと,英語がだんだんと好きになっていき,今では,海外の人と積極的に話しをするようになりました. また,この英語習得の留学だったが,英語以外に自分自身の考え方の変化や,コミュニケーション能力,それに視野の広がりなど,人間的に成長をしたと感じています.
大学生活では,本当に今しか出来ないことをやり,また何かしらの目標を持って日々を過してほしいです.充実した大学生活を送ってくださいね.




がんばればできる

徳永昌之(学部4年:電子デバイス講座)

 私は大学に入学してすぐ弓道部に所属しました.初心者だった私は経験者の人に 負けないようにと,毎日コツコツと練習をしていました.その努力の甲斐があって 2回生の秋には,中四国の大会で個人入賞するなど結果を残すことができ,コツコ ツ努力すれば成し遂げることができるという自信が部活を通して持てました.その 自信を勉強に活かすことができ,授業の課題や実験レポートを一つ一つ丁寧に理解 しながら進めていくことができました.その結果,履修した単位はほとんど修得で きるようになり,予期していなかった大学院への推薦も頂くことができました.また, さまざまな場面で友人の存在が大切だと感じました.
勉強も大切ですが,サークル,部活動やさまざまな活動に参加することは楽しい 大学生活のひとつで,人間関係が広がり貴重な体験もできると思います.




イクシェル・ラミレス(メキシコ)(大学院博士前期課程1年)

 私が日本に来た最初の頃は日本語の読み書きと会話にいろいろな問題がありました. でも毎日会話をすることで少しずつ話す速度や会話に慣れることができました.
 島根大学には留学生のために,日本での生活や修学する上でのサポート,あるいは日本語学習を支援してくれる,学生のチュータ制度があります. 日本の地方都市では,掲示物や広告などほとんどすべてが日本語で書いてあるので,自転車の登録書やインタネット工事や買い物などをするために,このチュータがとても役に立つと思います. さらに私はチュータと友達になりました.私のチュータは同じ研究室にいる人なので,研究室で色んなことを教えてくれ,研究室メンバーを紹介してくれました. 研究室のみんなはとても親切です.私が困ったときにはだれかがいつも手伝ってくれるので助かっています.
 島根大学には学生の必要な設備,例えば食堂,ショップ,スポーツ施設,ATMなどがあります. それから,大学の周辺に学生のためのアパートがたくさんあり,スーパーマーケット,コンビニ,レストラン,郵便局,書店,銀行などが揃っているから,買い物などにもとても便利です.
 島根大学で私の興味がある研究テーマを見つけたのでここに来ました. さらにインタネットで島根大学はどこにあるかを調べた時に,松江市の説明あるいは天気のことを知り,松江のことが好きになりました.松江市は,とても住み良い場所です. いろいろな面白いところ,例えば松江城,しんじ湖,博物館,美術館,公園などと日本海が近くにあるので,とてもリラックスした雰囲気で勉強することができます.
 また,地域社会にかかわることは日本の文化とか料理とか歴史とかも学ぶことができ,またたくさんの友達ができるのにとてもいい機会です. さらに日本人だけではなく色んな国からの留学生とも友達になることができます.




今の自分と島根大学

吉田 馨(2007年3月 大学院修了 マツダ株式会社勤務)

私が島根大学総合理工学部電子制御システム工学科を志望した理由は,機械,電気電子,電子デバイスなど様々な学問を学べるからです. 高校時代の私は将来どのような職種に就くなど考えても具体的には思い浮かびませんでした.しかし,大学入学後,様々なバックグラウンドを持った多くの学生と交流したり,学科の多種にわたる学問を学んだりする中で,私は多くの技術を必要とする自動車産業に関わる仕事に就きたいと思い,現在の会社への就職を決めました. 現在,私は自動車製造ラインにおけるFA化された設備の保全業務に携わっています. 高品質の車を決められた納期までにお客様に届けるために,設備の状態を診断したり,時には不具合の内容を解析したりしながら,少しずつですが設備がどのようなものか分かってきたところです.保全業務は職場のチームワークと幅広い知識がとても重要です.大学生活で培ったものがいま職場で発揮できているのではないかと思います.  島根大学では学問を自由に学べる風土とそれを支える環境が十分に整っていると今実感しています.将来やりたいことがある人も,まだ決まってない人も島根大学の門を叩いてみてはどうでしょうか?




島根大学-第二の故郷・知識の宝庫
~社会人になりより深く感じる島根大学の素晴らしさ~


向田 雄一郎(2006年3月 大学院修了 株式会社NTTドコモ勤務)

私の大学時代を思い返すと,研究・趣味・アルバイトなど「興味を持ったことにたくさん取り組んだ」ということが一番に挙げられます. 大学入学前より電波や電力などへの興味はありましたが,「こんな仕事をしたい」という漠然とした夢はあるものの,実際どれを本当にやりたいのかは分かっていませんでした.恐らくほとんどの人が私と同じような状態ではないでしょうか.私が実感した電子制御システム工学科の一番いいところは,工学という広い学問の中で,一つの分野だけではなく様々な分野について学べることです. 現在,私は日本全国のドコモ通信網の装置で起こる故障などを解析し,その復旧方法を策定・指示する業務を行っています.そこでは一つのことを知っていただけでは何も役に立ちません.皆さんが今後社会に出て行った時には,幅広く知識を持っていることは非常に強い武器になります.この電子制御システム工学科ではそれができると私は思います. 最後に,大学時代にできた友人は一生助け合うことの出来る仲間になります.島根大学は総合大学ですのでそういった仲間を多く作ることができるので,楽しいキャンパスライフを送れるだけでなく,将来にも役立ちます.




世界に認められる技術者を目指して

金行 裕史(2005年3月 大学院修了 古野電気株式会社勤務)

私は大学,大学院修士課程の計6年間を電子制御システム工学科で学びました. 電子制御システム工学科のよいところは回路や半導体工学といった電気系だけでなく,力学,制御工学などの機械系まで幅広い領域を学べる点だと思います.1~3回生で各分野の講義を受け,学生実験を経験してから研究で取り組むテーマを決めることができます.私の場合は信号処理を選び,4回生と修士課程で人物画像データの圧縮について研究しました.ものづくりがしたかった私は修士課程修了前に小型カメラとCPUボードを使ってwebカメラを製作し,研究していた圧縮方式を実装して評価しました.つたないながらも,動くものを自分で作ることができたという喜びは自信につながりました. 現在は船舶用電子機器メーカ 古野電気(株)に勤務し,船舶用無線機のアナログ回路を担当しています.専門性を要求される仕事なので就職してからも日々勉強ですが,大学で学んだ基礎が理解の助けになっていると感じます.私たちの作っている船舶用電子機器は150カ国に輸出され,世界中の海で使っていただいています.私も世界に認められる技術者を目指しがんばっています.




学生生活の思い出

井田 雅子(2002年3月 学部卒業 島根三洋電機株式会社勤務)

 大学4年生の時に,小学生のための科学の展示会に研究室で出典しました.光の3原色を説明するためのキットの作成や,LEDを使用したおもちゃの企画や準備を,研究室のメンバー一丸となって行いました.大変な作業ではありましたが,学生生活の中で最も思い出に残っています.
 このほか,LED製造工場の見学や高度な機器を使用しての実験など,高校ではできない貴重な経験をしました.電子顕微鏡を使用して,肉眼では見ることができないミクロの世界を見ることは,とても感動的で楽しい時間でした.
 私が電子制御システム工学科を受験したことには,明確な理由があった訳ではありませんでした.工学系に進み,もの作りの分野に進みたいという漠然とした目標でした.大学での勉強や,企業での経験が豊富な先生方の話を伺う中で,半導体に興味を持ちました.現在では島根三洋電機株式会社で太陽電池セル製造に携わり,忙しくも楽しく,充実した日々を送っています.