【第1回】

<内容>

1.        Octaveの起動方法

Octaveの起動方法について学ぶ.

2.         Octaveの初期設定

Mファイルを保存するディレクトリを設定する.

3.        Octaveの終了方法

Octaveの終了方法について学ぶ.

4.        数値の入出力

数値の入力方法および出力方法について学ぶ.

5.        行列の入出力

行列の入力方法および出力方法について学ぶ.

6.        Mファイルによる実行

一連のコマンドをまとめて実行する方法(Mファイル)について学ぶ.

 

 

<演習>

1Octaveの起動方法

1.       画面左下のWindowsボタンをクリックし,「Octave-4.0.3」→「Octave (GUI)」をクリックする.もしくは,デスクトップにあるOctave-4.0.3 (GUI) をダブルクリックする.

 

2.       下記のOctaveウィンドウが開く.

  

 

2Octaveの初期設定(この処理は初回起動時のみ.2回目以降は不要

1.       Octaveメニュー「編集」→「設定」を選択する(下図参照).

  

 

2.       「一般」の「Octave Startup」の「Browse」ボタンをクリックする(下図参照).

  

 

3.       Octave (O:)」を選択し,右下の「フォルダーの選択」ボタンをクリックする(下図参照).

  

 

4.       「設定」ウィンドウの右下の「OK」ボタンをクリックし,Octaveを再起動する.下図のように現在のディレクトリに「O:\」が表示されていればOK

  

 

5.       「設定」ウィンドウの「ネットワーク」において,「現在のニュースや情報を表示させるためにOctaveOctaveウェブサイトに接続することを許可する」のチェックを外し(下図参照),右下の「OK」ボタンをクリックする.

 

 

3Octaveの終了方法

1.       Octaveウィンドウの右上の×をクリックする.

2.       または,Octaveのコマンドウィンドウのコマンドラインで下記のように入力する.
 >> quit(またはexit

 

(注意)教科書はOctave ver.2.1.36に関して書かれているが,計算機システムにインストールされているのはOctave ver.4.0.3である.表示や実行方法が若干異なるので,注意すること.

 

 

4.数値の入出力

変数abcに値を入力する(教科書p.12を実行し,その動作を確認する)コマンドの最後に“;”を付けると,その実行結果が出力されないことに注意すること.

変数名としては,英数字と“_(アンダーバー)”が使える.英字の大文字と小文字は区別され,先頭文字に数字は使えない点に注意せよ.

既に入力済の変数の値を出力したい場合は,変数名のみを入力すればよい.

 >> c

 c = 3

 変数に別の変数の値を代入する場合は,次のようにする.

  >> a = c

  a = 3

 表示形式を指定する(教科書p.12を実行し,その動作を確認する).数値データは一般に倍精度実数として保存される.“%”から右はコメントを表す.ただし,Octave 4.0ではshortとデフォルトの表示が同じ結果となる.

 

 複素数も扱え,虚数単位図面1.jpgとして,iIjJが使える.複素数を変数に代入する(教科書p.12p.13を実行し,その動作を確認する.これらの予約語(pi等も)を変数として使用した場合,変数の定義が優先されるので注意すること(次の実行結果を参照).

  >> i

i = 0 + 1i

  >> i = 1;

  >> i

  i = 1

 文字列や数値の出力(表示)にdispを使うことができる(教科書p.13を実行し,その動作を確認する).“,”はコマンドの終了を意味し,“,”で繋げたコマンドを順番に実行し,その結果が出力される.

  >> a = 1, b = 1.23, c = 3;

  a = 1

  b = 1.23

;”を入れると出力されないのは既出のとおりである.

  >> a = 1; b = 1.23; c = 3

  c = 3

 

 

問題1-1

1epsrealmaxrealminの値を調べよ.

 

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5.行列の入出力

 行列Aに値を入力する(教科書p.14を実行し,その動作を確認する)その他,色々な次元の行列を入力してみる.

 

 

6Mファイルによる実行

 コマンドラインで多くの行を何度も入力するは大変である.その場合,Mファイルを作成しておけば,実行が簡単となる. Mファイルを作成する際には,エディタを使用する.

 

<エディタの使用方法Mファイル実行方法>

1.       Octaveウィンドウの「エディタ」タブをクリックする(下図参照).

  

 

2.       エディタ上にプログラムを入力する(下図参照).

  

 

3.       Mファイルの保存は,エディタのメニュー「ファイル」→「ファイルの保存」もしくはをクリックする.Mファイルの保存先は「O:である.前述のOctaveの初期設定をしていれば,デフォルトでそうなっている.ファイル名を入力して保存する.デフォルトで「ファイルの種類」が「octaveのファイル (*.m)」となっているので,拡張子の「m」の入力を省略できる(下図参照).

  

 

4.       Mファイルの実行は,コマンドウィンドウのコマンドラインで次のように入力すれば,保存したMファイルが実行される(下図参照).すなわち,拡張子「mを除いたファイル名を入力する.

  >> ex1

   

 

Mファイルの実行は上記の他,ファイルブラウザに表示されているMファイルを右クリック→「実行」や,エディタのメニュー「実行」→「ファイルを保存して実行」もしくはをクリックしても可能である.ただし,実行結果は,コマンドウィンドウ上に表示されるので,エディタから実行した場合は,実行後にコマンドウィンドウを表示する必要がある

 

 

練習1-1

行列Aに値を代入するMファイル“ex1.m”を作成し,実行せよ(教科書p.14を参照).

 

 

問題1-2

1.次の行列をコマンドラインから入力し,それぞれの行列が正しく入力されていることを確認してみよ.

図面1.jpg

入力された値を確認するには,ABCOctaveコマンドラインから入力すればよい(3.数値の入出力を参照).

 

2.行列ABCを一度に入力するMファイルを作成・実行し,全ての行列が正しく入力されていることを確認してみよ.

作成したMファイルを実行する前に

  >> clear  A  B  C

入力して変数の値をクリアしておくこと(教科書p.14下を参照).

 

 

練習1-2

 数値の入出力の例題(教科書p.12p.13にある数行のコマンド群「octave:4octave:14」と「octave:15octave21)をMファイル“ex1_1a.m”と“ex1_1b.m”として作成し,それらを実行してみよ.

 

 

【レポート課題(1)(授業終了後にアップロード)

  RePORT