伊藤(文)・張研究室へようこそ(レーザ計測・光ファイバ計測)

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修了生からのメッセージ

 (令和3年度修了生 清水奏吾さん)
〜院進学を考える学生の皆様へ
私は、大学院で非常に充実した期間を過ごすことが出来ました。その要因として、計画性を持って取り組めたことが大きいと思います。
大学院では研究だけなく、講義や後輩の指導などマルチタスクを並行して進めていく必要があります。
そこで、私は週単位での計画を立てTo Doリストを作成する習慣を付けました。この小さな積み重ねが研究成果へと繋がり、学会発表の機会や論文誌の採択に繋がったと思います。
大学院進学を考える上で、1つのヒントになれば幸いです。


(令和3年度修了生 三宅大樹さん)
私が研究室に入って良かったと思うことは、世界が広がるような知見を得られたこと、そして社会で通用する課題解決能力を磨けたことです。
1.視野が広がるような知見
私は光ファイバを利用して構造物の劣化具合などをセンシングする技術の研究を行っていました。光ファイバと聞けば光通信を思い浮かべる方は多いと思います。実際、私もその一人でした。しかし、研究室に配属されてからはセンサーとしても利用できるのかと感心したものです。
このように、研究を進めていくと身近だったものが「こんな場所でも使われているのか!」と驚くことでしょう。想像もしなかった「つながり」を知ることで、世界の見え方が大きく変わります。
ぜひ深く勉強して幅広い知見を持ち、世界を違った角度からご覧になってください。
2.社会で通用する課題解決能力
研究を進めていくと、必ずどこかで壁にぶち当たります。私の例を挙げるならば、「データを解析するプログラムが上手くいかない」「装置が思ったような働きをしてくれない」などです。
「なぜ」うまくいかなかったのか。どのように対処すれば解決できるか。
このように、「なぜ」を掘り下げることで課題に対してどのようにアプローチすれば良いのかを大学の研究を通して学び、課題解決能力を磨くことができました。
このスキルは社会では特に重要です。仕事のほとんどが手持ちのリソースを駆使した課題解決であるからです。ぜひとも研究を通して課題解決能力を磨き、困難な課題にも進んで取り組んでください。

最後に、大学での研究内容が仕事に直結する人はほとんどいません。しかし、大学では専門知識だけを学ぶのではありません。さきほど挙げたような広い知見や課題解決能力を学ぶわけです(むしろこちらがメインだと言えます)。これらは今後みなさんが社会に出たときにみなさん自身を支えてくれる力となります。
大学院の 2 年間は研究・学会発表・論文作成など大変だと思いますが、それ以上に得られるものがありますし、何かを成し遂げたときの満足度は計り知れません。
ぜひとも大学院への進学をご検討ください。みなさんが将来を切り拓いていく優れた人材になることを期待しています。

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