情報科学演習
2010.5.10

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  1. 本日の作業内容

  2. 前回の復習

    • 課題の採点結果

      提出された課題に関してですが,大きな問題を抱えている答案に関しては個別に メールを出しましたので,確認してください.メールが行った人の答案はほぼ採 点対象外です.

      今回見られた大きな問題は,まず,3桁の整数を乱数で発生できていないこと, 余分な変数をたくさん定義していること,が中心でした.printf の中 に \n を忘れているものもいくつか見られました.以後は注意してく ださい.

    • 乱数

      scanf を使って自分で数値を入れるのではなく,コンピュータに発生 させた乱数を利用することが便利な場合も多いので,前回は乱数につい て説明し,実習作業を行いました.これからも乱数は頻繁に使用します ので,よく覚えておいてください.

  3. 四則演算

    • 変数

      これまでも変数は扱ってきましたが,四則演算などの計算を行うようになると, ますます変数の使用が増えてきます.変数は,最初に型を宣言し,値を代入して 使用します.最初の値を代入することを「初期化」とも言います.これを忘れる と変な値が変数内に入ってしまうことがあるので,注意してください.

    • 代入

      a = 1;
      

      のような等号で表される式は「代入」処理です.方程式では無いことに注意して ください.等号の右側の値を左側の変数に代入することを意味しています.

      また,プログラミングにおいては「自己代入」という処理が頻繁に使われます. これは,

      a = a + 1;
      

      のような代入式で表されますが,数式としては成り立っていないことがすぐに分 かるかと思います.これは変数 a の値を1増やす処理です.繰り返し 処理が出てきたところでまた詳しく紹介します.

  4. 実習

    教科書のp.18までの内容を各自プログラミングで確認してください.その後で, 今日の実習作業を案内します.

  5. 小テスト

    授業の最後に小テストを行いますので,アナウンスに注意していて下さい.


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