情報科学演習
2010.5.17

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  1. 本日の作業内容

  2. 提出練習

    前回の小テストでは,またしても提出の不備が大量に見られました.時間が限ら れている中で,きちんと提出要件を満たした解答用紙を添付することがまだでき ない人が多いことがわかりましたが,このままでは,期末試験で採点されないま ま不合格になる人が出てきそうで心配です.そこで,今回は授業の最初に期末試 験の模擬テストによる「最後の提出練習」を行います.これ以後は,特別なケア はしませんので,心して挑んでください.

    1. 問題

      問題については授業時間中に呈示します.

    2. 解答用紙

      解答用紙をまず自分 の環境の適切なディレクトリに以下の名称で保存してください.

      必ず,まず,保存してください!

      保存ファイル名 C6クラス test_c6_100517_s0940**.c
      C7クラス test_c7_100517_s0940**.c

    3. 必要事項の記入

      解答用紙をgeditで開いたら,クラスの種別(C6もしくはC7),学生番号,氏名の 部分を適切に記入してください.

    4. コンパイル

      上記の作業が済んだら,ここで一度コンパイルを行い,実行ファイルを作成して 動作を確認してみること.

      $ cc test_c6_100517_s094099.c

      $ ./a.out

      そのとき画面に以下のように表示されればここまでの作業に問題が無いことが確 認できます.

      
      ----------------------------------------
      
      学生番号: s094099
      
      氏名: 島根太郎
      
      
      
      【問1】-------------- 1 -----------
      
      
      
      【問2】-------------- 2 -----------
      
      
      
      【問3】-------------- 3 -----------
      
      
      
      【問4】-------------- 4 -----------
      
      
      
       ------- End of execution ---------
      
      

    5. 解答作業

      時間内に各問題に割り当てられた解答用紙のエリアに解答を記入してください. 解答用紙を良く見ると分かるように,解答用紙にはすでにヘッダファイル読み込 みと main(){ } の記述は準備されています.既にある部分を消さない ように注意しながら,解答は処理のソースだけを記入するようにしてください.

    6. 保存

      解答を終えたら,最後に保存するのを忘れないで下さい.

    7. 確認のコンパイル

      解答用紙を保存したら必ずコンパイルを実行してください.

      $ cc test_c6_100517_s094099.c

      エラーが出たら間違いを修正してください.エラーなくコンパイルできたら実行 してみてください.

      $ ./a.out

      もし,どうしてもエラーの原因が分からなければ,該当する問題のソースを全て消去 してください.

      コンパイルしたらエラーが出る答案は採点できま せん.

    8. 添付作業

      メールに添付します.Sylpheedを開いて新規メールを選択し,メールウィンドウ を開いてください.次に,図1に示す添付書類選択ダイアローグを開くボタンを クリックします.

      図1 新規メールウィンドウ

      次に,図2のようなダイアローグウィンドウが開くので,今回の解答用紙を選択 します..c~ になっていない正しいファイルであることを確認してか ら選択してください.

      図2 ファイル選択ダイアローグ

      最後に件名を正しく入力して,確認してください.図3のようになっていれば大 丈夫です.提出先はいつものアドレスです.

      図3 提出メールの書式例

    9. 提出

      以上,全ての確認が終わったらメールを送信してください.

  3. 四則演算

    • 実数

      今回からは浮動小数点数 float 型の数も扱います.教科書にはまだ出 てきませんが,float 型の数と int 型の数の演算も可能で す.その場合,演算した結果は float 型になりますが,別の変数に演 算結果を代入する際には,その変数の型指定に従います.さらには,printf で出力する際には %d で指定するか,%f で指 定するかで表示は変わります.

    • 小数の位指定

      教科書の例題2.8のプログラム1にあるように,%f においても表示桁数の指定ができ ます.特に,小数部分の桁数も指定できますので,表示させる際に有効に活用し ましょう.

    • 指数表現

      同じく教科書のプログラム3にあるように,有効数字を考えるときには指数表現 も重要です.printf の中では %e で使用しますが,実は, %e でも桁数の指定が出来ます.自分で試してみましょう.

  4. 実習

    まずは,教科書のp.21までの内容をしっかり理解しましょう.その後で本日の実 習作業を行います.

  5. 宿題

    授業の最後に宿題の案内をしますので,注意していて下さい.


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