情報科学演習
2010.5.24
かなり確認作業を強調したつもりでしたが,まだ件名の間違いがありました.先
週の図3をもう一度下に載せておきます.
赤線で強調したように,件名と添付ファイル名は違っていますね.これがまだ分
からない人が数名いましたので,注意してください.
こちらもしっかり説明したつもりでしたが,やはり人の話を聞いていない人がそ
こそこいたようです.
先週の解答用紙は,最初からヘッダファイル読み込みと main() { }
の処理が書いてありました.ですので,それらは再度記入する必要はありません
でした.注意してください.
添付してあった解答用紙をコンパイルしようとするとエラーが出る答案がそこそ
こありました.繰り返しますが,エラーが出てコンパイルできない答案は採点し
ません.先週の模擬テストのように複数の問題がある場合には1問記入する毎に
コンパイル作業を行ってください.
件名の間違いはかなり減りました.ただし,taskとtestの違いが分からない人も
数名いました.もっと悪かったのは,解答用紙を使用しない人がまだ大勢いるこ
とでした.前回のテストの提出練習でやったように,まず解答用紙に必要事項
(学生番号や名前)を記入して,それからその下に解答を書く癖を付けてください.
任意の範囲の乱数の発生がまだ苦手な人が多いようです.例えば,2桁の整数を
発生させる場合,数の範囲は10〜99までになり,数字の種類は90種類となります.
なので,90種類の乱数を発生させるためには90の剰余を利用することになります.
そのとき,余りは0から89までの90種類だからです.その後で2桁にするために,
10を足せば良いことになります.実際には,
解答例を参考にしてください.
教科書のp.24からは図3.1などにあるような「フローチャート」が重要です.
if で生じる分岐は菱形の記号で表されており,式が成立すると
き(真,true)がTで,成り立たないとき(偽,false)にはFで示される方向に
処理が進みます.
if 文では,教科書p.25の表3.1と3.2にある関係演算子と等価演算子の
使い方が大切です.教科書の例文を見ながら理解を進めましょう.
ただの if 文は真のときの処理しかかけませんが,判定式が偽になっ
たときの処理を付け加えるためには else を使います.
まずは,教科書のp.26までの内容をしっかり理解しましょう.その後で本日の実
習作業を行います.
授業の最後に宿題の案内をしますので,注意していて下さい.
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