情報科学演習
2010.6.7
選択処理とは「場合分け」です.想定される場合の数がどれだけあるか,それぞ
れの場合にどのような処理を行うか,見通しを立てて考えましょう.慣れること
が一番です.
先週に引き続き選択処理の練習をします.条件式がだんだんと複雑になっていく
ので注意してください.
トランプの札を一枚引く,という動作を乱数を利用してシミュレートしてみましょう.例えば,
以下のような結果を表示するものはどのように作れば良いでしょうか?
教科書の例題がだんだん長いプログラムになってきました.それを実際に入力す
ると,かなりの時間を取られてしまうので実習の効率が悪くなってしまいます.
そこで,先週お伝えしたように,教科書に書いていることをしっかり予習して,
授業では実際に応用プログラミングに挑戦するようにします.時間を有効に使っ
て下さい.
当り前ですが,トランプの札はスーツと呼ばれるマークがClubs, Diamonds,
Hearts, Spadesの4種類で数字は1から13の計52枚です.
Your card is 11 of Diamonds. |
トランプの札はほとんどが数字ですが,A(エース)とJ(ジャック),Q(クイーン), K(キング)だけは記号です.上で作成したプログラムをこれらの記号が使えるよ うに拡張してみましょう.
記号の札が出たときの結果
Your card is Q of Spades. |
数字の札が出たときの結果
Your card is 2 of Clubs. |
ひさしぶりに小テストを実施しますので,落ち着いてプログラミングと提出を行っ てください.解答用紙の準備からまず 始めます.
また,いつものようなやり方なので,以下のことも準備しておいてください.
提出方法
以下のようなメールを作成し,送信してください.
宛先 | ||
件名 | test_c6_100607_s0940** | C6クラス |
test_c7_100607_s0940** | C7クラス | |
本文 | 学生番号と氏名を必ず記入すること 上記記載が署名にある人は署名のみでも可 |
|
添付ファイル名 | test_c6_100607_s0940**.c | C6クラス |
test_c7_100607_s0940**.c | C7クラス |
授業の最後に宿題の案内をしますので,注意していて下さい.なお,今回から適 切なインデント(字下げ)や空行の入っていない解答は減点しますので,注意して ください.基本的には教科書や解答例などにあるように,タブや|空行|を使用してブロッ クごとの区別がつきやすいように字の先頭位置を揃えてください.