期末試験
2010.7.26

1. フィボナッチ数列は以下の式で与えられる．

   F₀=0, F₁=1
   F_n+2=F_n+F_n+1 (n≧0)

   反復処理を用いて第20項まで以下のようにフィボナッチ数列を表示するプログラムを作成せよ．

   0 1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233 377 610 987 1597 2584 4181 6765

   解答例

   配列を使った別解

2. 3d遷移金属(原子番号21のScから30のZnまで)のどれか一つを乱数を 用いて表示するプログラムを作成せよ．表示は以下の形式のように原子番 号と元素記号を使ったものとする．なお， 周期律表は，例えば，以下のサイトに出ているので，参考にすること．

   Wikipedia

   The element of the atomic number 26 is Fe.

   プログラム作成条件として，元素記号を要素に持つ char 型の2次元配列を使用するこ と．

   解答例

3. アルファベットの小文字26文字を，乱数を用いて発生させた数ごとに区切っ て，スペースを入れて表示するプログラムを作成せよ．発生させる乱数は3 から6までの範囲の整数とする．以下のように表示させよ．

   Space shall be inserted after every 5 letters. abcde fghij klmno pqrst uvwxy z

   プログラム作成条件として以下に示す配列を使用すること．

   char str[27] = "abcdefghijklmnopqrstuvwxyz";

   解答例

4. 二桁の整数を25個乱数を用いて発生させ，5×5の枡目状に表示して，各行と 列の平均値を少数第一位まで求めるプログラムを作成せよ．結果表示は以 下のようになるものとする．

   69 45 37 17 63 46.2 27 22 39 16 62 33.2 69 10 57 10 78 44.8 56 95 21 19 51 48.4 11 33 91 61 17 42.6 46.4 41.0 49.0 24.6 54.2

   プログラム作成条件として必ず2次元配列を使用すること．

   解答例

5. 100以下の整数の内，約数を7個以上持つものを検出し以下のように表示する プログラムを作成せよ．

   24: 1 2 3 4 6 8 12 24 30: 1 2 3 5 6 10 15 30 36: 1 2 3 4 6 9 12 18 36 40: 1 2 4 5 8 10 20 40 42: 1 2 3 6 7 14 21 42 48: 1 2 3 4 6 8 12 16 24 48 54: 1 2 3 6 9 18 27 54 56: 1 2 4 7 8 14 28 56 60: 1 2 3 4 5 6 10 12 15 20 30 60 64: 1 2 4 8 16 32 64 66: 1 2 3 6 11 22 33 66 70: 1 2 5 7 10 14 35 70 72: 1 2 3 4 6 8 9 12 18 24 36 72 78: 1 2 3 6 13 26 39 78 80: 1 2 4 5 8 10 16 20 40 80 84: 1 2 3 4 6 7 12 14 21 28 42 84 88: 1 2 4 8 11 22 44 88 90: 1 2 3 5 6 9 10 15 18 30 45 90 96: 1 2 3 4 6 8 12 16 24 32 48 96 100: 1 2 4 5 10 20 25 50 100

   プログラム作成条件として，任意の範囲の約数検索への拡張 が可能な形式として おくこと．すなわち，上記の整数に関してのみ手作業で表示させるものは不 可

   解答例