情報科学演習 実習課題 2011.05.23

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実習課題

以下の課題は switch 文と if else 文のどちらを使用して も構わない.必要に応じて 処理を考えること.

  1. トランプ

    乱数を利用して,トランプのカードを1枚表示するプログラムを作成せよ.スー ツはSpades, Clubs, Hearts, Diamondsの4種類,マークはA, J, Q, K以外は数字 とする.
    A of Hearts
    

    52種類の乱数を発生させて行なう方法と,4種類と13種類の2つの乱数を発生させ る方法と,やり方は2種類あります.

    解答例

  2. じゃんけん

    乱数を2つ利用して,コンピュータとあなたとでじゃんけんをして勝ち負けを判定するプログラムを 作成せよ.

    You:         gu
    Computer: choki
    Winner: You
    

    もしくは,

    You:        pa
    Computer:   pa
    Draw
    

    じゃんけんの手を3種類の数に対応させて,その大小関係で勝ち負けを判定する ことで実現できます.その際に,剰余を使用するとすっきりした処理が実現でき ます.(2つの手の数を引き算して3を足したものを3で割った余りを活用します)

    解答例

  3. 約数

    3桁の整数を乱数で発生させて,その約数に2, 3, 5, 7が含まれているかを表示 させるプログラムを作成せよ.

    Number 875 has following measures among 2, 3, 5, 7: 5, 7
    
    ↑約数がある場合の表示

    Number 863 has following measures among 2, 3, 5, 7:  Sorry!
    
    ↑約数が無い場合の表示

    上記のように表示するためには工夫が必要です.見つけた約数の間はカンマで区 切るようにしていますが,前に約数があるか無いかでカンマを入れるかどうかが 決まります.上の参考例では最初に見つかった約数が5ですので,5の前にはカン マは不要です.しかし,それ以前に2や3が約数であれば,カンマは必要です.

    そのような処理を行うために,「フラグ」(flag,旗)と一般的に呼ばれる変数を用意してお くことが必要です.すなわち,変数 f の初期値は0ですが,約数が見 つかるとその値を1に変え,変数 f の値が0か1かでカンマを入れるか どうかの判定を行います.

    解答例


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