情報科学演習 実習課題 2011.10.31

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実習課題

  1. 実数の乱数生成

    乱数を発生させる関数 rand() は整数しか取り扱えない.そこで,実 数の乱数を用意するためには,得られた整数を加工する必要がある.-1から1の 範囲で少数第2位までの実数を乱数で発生させる方法を考えよ.

    Obtained random number: -0.49
    
    

  2. 実数の四則演算

    設問 i で作った実数の乱数発生プログラムを利用して,10以下の 正の実数の乱数を少数第3位まで確保して2つ用意し,それらの四則演算を 行なうプログラムを作成せよ.

    Obtained random number:  8.325 and  2.366
     8.325 +  2.366 = 10.691
     8.325 -  2.366 =  5.959
     8.325 *  2.366 = 19.697
     8.325 /  2.366 =  3.519
    
    

  3. マクローリン展開による近似値

    指数関数 e x のマクローリン展開は以下の式であることを すでに学習している.その展開式を利用して x << 1 の 場合の関数の近似値を求めよ.ここで x の値は0.10から0.20 までの少数第2位までの乱数とする.なお,展開 式は3次まで利用するものとし,値は少数第4位まで表示すること.

    e x = 1 + x + x2/2! + x3/3! +

    x = 0.19
    e^x = 1.2092
    
    

  4. 正四角錐の体積

    前回整数型で行った正四角錐の体積を求める問題に関して,実数型で行うように 変更し,整数型のと差を求めよ.ただし,底辺と高さは前回と同じ条件で用意す るものとし,表示は少数第2位までとする.

    Volume in int: 18290
    Volume in float: 18290.67
    Difference:    0.67
    
    


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