情報科学概論(再履修)
2005.01.21
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- 本日の作業内容
- 出席確認
電子メールで出席確認をします.宛先など以下の情報を用いてメールを作成し,
出席申告してください.なお,キーワードは授業中に紹介します.
提出形式
宛先 |
justice@mag.shimane-u.ac.jp |
件名 |
AttendR01-21_ruby_s0340** |
本文 |
学生番号
氏名
キーワード
|
(改行) (改行)
キーワードは授業中に紹介 |
注意 |
「件名」および「添付書類名」の**をそのままにしないで,必ず自分の学生番号
に修正して下さい.また,ABクラス別は指示にしたがって下さい.
|
- 多重配列
配列の要素をまた配列とすることも出来ます.これにより2次元のデータや3次
元のデータを効率良く整理することも可能です.
次の例
は月とその月の日数をまとめたものです.
day = [["Jan", 31], ["Feb", 28], ["Mar", 31], ["Apr", 30], ["May", 31],
["Jun", 30], ["Jul", 31], ["Aug", 31], ["Sep", 30], ["Oct", 31], ["Nov",
30], ["Dec", 31]]
print day[7], "\n"
print day[7][0], "\n"
|
このように [ ] で構成される配列の中にさらに [ ] を組み
合わせて多重の配列が作成できます.配列の要素の個数は揃っていなくても構い
ませんし,上の例のように文字列と数値が混在しても構いません.
要素を読み出すための方法は,配列の多重度によって変わります.上の例の結果
を見て確認して下さい.
また,指数indexの使い方で,次のようなこともできますので,多重配列との違
いに注意して混同しないようにしましょう.
ary1 = ["abc", "def", "ghi"]
ary2 = ["abc", ["def", "ghi"], "jkl", "mno"]
puts ary1[1,2]
puts ary2[1,2]
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- 配列の演算
配列の和を取ることが出来ます.次の例は,要素をつなぎ合わせます.
ary1 = ["abc", "def"]
ary2 = ["ghi", "jkl"]
p ary1 + ary2
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- 演習
- 要素が次のようになる配列を繰りかえしを利用して作成してみましょう.こ
の場合,最初に空の配列を作るときにも多重の配列で作る必要があります.
[[1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8],
[2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16],
[3, 6, 9, 12, 15, 18, 21, 24],
[4, 8, 12, 16, 20, 24, 28, 32],
[5, 10, 15, 20, 25, 30, 35, 40],
[6, 12, 18, 24, 30, 36, 42, 48],
[7, 14, 21, 28, 35, 42, 49, 56],
[8, 16, 24, 32, 40, 48, 56, 64]]
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解答例
- 100以下の正の整数を乱数で繰りかえし発生させるとします.また,別にもう一つ90
以下の正の乱
数Nを発生さ
せます.繰りかえし発生させた乱数がN以上であるとき,配列の要素として保
存して行くものとします.このようにして,配列の要素が5個に達したら処理
を終わるものとするとき,そのスクリプトを考えましょう.
解答例
- 0から9までの乱数を100回発生させたときに,それぞれの数が出た回数を
要素に持つ配列を考えてみましょう.
解答例
- 小テスト
授業の終わりに小テストを実施します.アナウンスに注意していて下さい.
再履修クラス小テスト
- 宿題
宿題に関する案内が授業の終わりに紹介されます.注意にしたがって提出してく
ださい.
再履修クラス宿題
- 本日の用語
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