- 本日の作業内容
- 出席確認
電子メールで出席確認をします.宛先など以下の情報を用いてメールを作成し,
出席申告してください.なお,キーワードは授業中に紹介します.
提出形式
宛先 |
justice@mag.shimane-u.ac.jp |
件名 |
AttendA12-05_ruby_s0540**
AttendB12-05_ruby_s0540** |
(Aクラス) (Bクラス) |
本文 |
学生番号
氏名
キーワード
|
(改行) (改行)
キーワードは授業中に紹介 |
注意 |
「件名」および「添付書類名」の**をそのままにしないで,必ず自分の学生番号
に修正して下さい.また,ABクラス別は指示にしたがって下さい.
|
- 多重 for ループ
for ループは何重にでも重ねることが出来ます.条件分岐のときの
「入れ子」と同じ考え方ですが,繰りかえしになる分だけ見た目がややこしくな
ります.先ずは,2重になった簡単な例を見てみましょう.
for i in 1..3
printf "外側ループ %d 回目\n", i
for j in 1..2
printf " 内側ループ %d 回目\n", j
end
printf " 内側ループ終了\n"
end
printf "外側ループ終了\n"
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フローチャートでは図1のようになります.
図1 二重の for ループの例
結果の表示を良く見て下さい.出力結果の中でどの変数がいつ出力されているか,
どの行が実行されているかをじっくり眺めてループの回り方を理解して下さい.
こんどはより複雑な例を見てみましょう.
次の例
は3重にループが回るスクリプトです.
for i in 1..3
for j in 1..4
for k in 1..5
printf "i = %d, j = %d, k = %d\n", i, j, k
end
end
end
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このループはトータルで60回回りますが,どのような順番でループが回っているかは
結果の方を良く見て下さい.kに関する一番内側のループが全部終わったらjの値
が一つ増えて行き,jが全部終わったらiが増えてまた順に実行して行くようになっ
ているのが分かるかと思います.このようなループの回り方を理解しておくこと
が大事です.
先ほどの例をほんの少し改良してみましょう.
次のスクリプト
ではどうなるでしょうか
for i in 1..3
for j in i..4
for k in j..5
printf "i = %d, j = %d, k = %d\n", i, j, k
end
end
end
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どのような違いがあるのか,結果の方を良く見て下さい.
- 行列要素表示
多重のループを活用すると,数値や文字などを2次元に配置させることが出来る
ようになります.これは,数学の行列要素を表示するのにも役立ちます.
A11 A12 A13
A21 A22 A23
A31 A32 A33
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上に示すような行列の要素を表示することを考えてみましょう.ここで,添字の
数字はループのカウンタを利用して行います.2重のループとなりますが,一番
内側のループで要素を3個表示したら一旦抜けだし,外側のループで処理をする,
という流れになるのが分かるでしょうか.例を示しま
す.
for i in 1..3
for j in 1..3
printf "A%d%d ", i, j
end
printf "\n"
end
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これは3×3の行列ですので,要素の表示は全部で9個,すなわち9回要素を出
力します.しかし,トータルの行数は3行なので改行文字の出力は3回です.9
回回るループと3回しか回らないループを用意して,役割を良く考える必要があ
ります.
- 演習
- 小テスト
授業の終わりに小テストを実施します.アナウンスに注意していて下さい.
- 宿題
宿題に関する案内が授業の終わりに紹介されます.注意にしたがって提出してく
ださい.
- 本日の用語