電子計測
2001.4.20
起動時には例えば上のような画面が表示される。ウィンドウの上部にメニューとボタン、さらにウィンドウが3分割されて、左側に縦に長くフォルダを表示するためのウィンドウがあり、右側は上側がフォルダにあるメールの一覧を表示し、下側がメールの内容を表示する場所になっている。初めて起動したときには、フォルダは基本的なものしか用意されていない。メニューバーにある「表示」メニューからメニューやアイコンの表示のカスタマイズが出来るようになっている。
まずは、自分が利用するアカウントの作成から始める。「設定」メニューから「新規アカウントの作成」を選択すると、以下のようなウィンドウが現れる。
この画面で、アカウントの名称は自分で好きなものを入力し、個人情報のところもメールアドレス以外は自分で自由に記入して良い。メールアドレスは情報処理センターのアカウントを使用することを前提としているので、
s996**@matsu.shimane-u.ac.jp
とする。ここで、**は学生番号の下二桁が入る。受信用とSMTPサーバにはともに
matsu.ipc.shimane-u.ac.jp
が入る。ユーザIDは情報処理センターのIDである学生番号、パスワードも情報処理センターから受け取ったパスワードを入力する。なお、情報処理センターのパスワードも自分の好きなものに変更できるが、方法は学科のやり方と違うので情報処理センターの案内を参考にすること。また、パスワードを変更した場合には、Sylpheedの方でも、「アカウントの編集」から変更しておくこと。
続いて、受信の設定を行う。「受信」タブをクリックするとウィンドウが以下のように変化する。
この画面で重要なのは「受信時にサーバ上のメッセージを削除する」の項目で、ここをチェックしておくと教室でメールを受信した段階でメールサーバからメールが削除される。自宅や情報処理センターなどでもメールを見る場合には、どこかを基準として受信する場所とし、他のところは受信後に削除しない設定が便利だと思われる。よくわからない場合には相談すること。また、「サーバ上の全てのメッセージを受信する」にしておくと、サーバに残っている限り、何度でも受信してしまうので注意すること。「『全アカウントから受信』で受信する」は教室の端末には無い。
後は、「作成」のメニューに関して、メールに毎回同じ署名をつけるのならばそこで署名ファイルの場所を指示する。詳しくは今後解説していく。
Sylpheedはマルチアカウント対応(複数のメールアドレスを処理できる)ので、アカウントの作成が終わると下のようなウィンドウが表示されている。
他にもアカウントを作成した場合にはここでどのアカウントを編集するかを選択することが出来る。
メールの受信が多くなるとフォルダに分けて管理する必要が出てくるが、その際に「設定」メニューの「全般の設定」にある「振り分け」を選択すると自動で処理できるようになる。
この設定に関しては必要に応じて説明するが、今回は省略する。
メールの受信は「メッセージ」メニューの「新着メールの受信」により行う。設定がきちんと終わっていればエラー無く動作するはずである。
メールを出すには、まずエディタを起動してメールを作成する。「メッセージ」メニューから「新規メッセージを作成」を選択すると、以下のようなウィンドウが現れる。(縄手の使用環境の例なので署名が入っているが、これはもちろん現れない。)
宛先欄に相手のアドレス、件名欄にサブジェクトと呼ばれる題目を記入して下にあるメッセージウィンドウに移動し、メッセージを作成する。文章を書き終わったら、ウィンドウの上部にある「送信」のボタンを押すか、「メッセージ」メニューの「送信」を選択するとメールが送信される。
C - i, C - o
の様に表記する。なお、単語登録はエディタを学習した後で練習する。
メールの送受信練習を実際に行ってみる。知り合い同士で出し合って送受信できることを確認すると良い。なお、送受信できるようになったら、以下のアドレス
gaia@mag.shimane-u.ac.jp
に自分の学生番号、氏名、血液型、星座、出身高校を記入したメールを送信すること。今後も課題の提出などをメールにより行うので、なるべく早く使えるようになることが望ましい。
メール環境構築後は教科書の第一章にある内容について、自分で実際に作業を行って試してみること。特に、ディレクトリの概念について把握すること。ディレクトリの実際の操作は後日行う。
時間が余った場合には各種のメニューからアプリケーションやユーティリティを起動してみて環境になれる作業も行っておく。また、ターミナルからのコマンド操作も教科書に従って後日始めるが、なるべくなら早めに慣れておく方が後々楽になる。
教科書以外にも
http://www.ecs.shimane-u.ac.jp/~nawate/lecture/command.html
の様な簡単なコマンドリストのページもあるので活用されたい。