電子計測
2001.6.15の復習課題に関するヒント
課題
直流4端子法による金属棒の電気抵抗率の測定について、測定システム一式をTgifにより作図し、dc4probe.objというファイル名でメールに添付して提出すること。また、測定の方法および求めた抵抗率の値(数値ではなく記号)などはメールの本文に記述すること。ここで、金属棒の断面積をAとする。なお、実験器具としては以下のものが使用できる。(以下にないものは使用できない。)
器具名 数量 記号など
電圧可変式
直流定電圧源1 長方形の中にE
直流電圧計 2 円の中にV
標準抵抗 1 Rs
被測定抵抗
金属棒1 細長い長方形で記号はR
ケーブル 任意 直線
ヒント
不合格となっている理由は種々あるが、情けない方から惜しい方に順番に列挙していくと以下のようになる。まずは、自分がどれに該当しているか、見極めてから訂正しよう。ただし、複数の要因で不合格になっている場合もあるので、すべてチェックするのは当然である。
ソースファイルの名前がdc4probe.objになっているか、添付形式は正しいか、サブジェクトはinst6-15になっているか、確認すること。なお、いつもサブジェクトについているinstとは電子計測を意味する"Electronic instrumentation"の略であるので、それくらいは間違えないこと。
測定している抵抗と抵抗率の関係がきちんとわかっていない例が多すぎる。金属棒
のどの部分の抵抗を測定しているのか、もう一度確認すること。
指定された記号以外に自分で物理量を定義する必要がある。それは、上の2.とも関
係している。
解答に使用できる文字(変数)は二つの電圧計の指示値、金属棒の大きさに関する定
数、標準抵抗だけである。それ以外が含まれている場合には基本的に不合格。
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