平衡条件は直流のブリッジにおいて分圧比から求めた方法と同様に,
【積形,比形ブリッジ】
4つの辺の素子のうち,二つを純抵抗とすることによって,平衡条件から残りの インピーダンスの積,もしくは比が定数になるようにできる.
が純抵抗(実数)の場合,それらをとすると,
【ウィーンブリッジ】
平衡条件を求めると,
【マクスウェルブリッジ】
を用いて,
【例5.5】
この素子構成では平衡条件に周波数が入っているので,周波数の影響 (高調波の問題)を受ける.