教科書のリスト1_1のプログラムを以下のように変更して動作を確認してみましょう.
#include <stdio.h> int main(void) { char a; int b; double c; a = 'x'; b = 65; c = 123.4; printf("%d %c %f\n", a, b, c); return 0; } |
教科書の裏表紙の裏にASCIIコード表が掲載されていますが,これは理解するのに少し苦労します.例えば,大文字のAは行が4で列が1となっています.16進数で41ということです.これを10進数に変換すると65です.4x16+1ですね.
参考までに,16進数を10進数に直すのは,次のようなプログラムを使えばできます.
#include <stdio.h> int main(void) { int hex; hex = 0x41; //変換したい16進数 printf("%d\n", hex); return 0; }
教科書のリスト1_3では変数 c に変数 a と b の積を代入していますが,これを割り算に変更して実行してみましょう.
先ほどのプログラムの変数 c のデータ型を float に変更し, printf の中の %d を %f に変えてみましょう.
先ほどの割り算の式を次のように変更してみましょう.
c = 1.0 * a / b; |
教科書の表1_3では float 型の数は1038まで扱えることになっています.では,実際に float 型の変数に次のような値を入れたらどうなるか見てみましょう.
c = 1234567890; |
今度は次のようにしてみましょう. printf で値を見てください.
c = 1234567890.0; |
教科書の表1_1に実数型の数の指数表現についても出ていますが,前問と同様にこれについても確認してみましょう.
c = 123e30; |