プログラミング入門I 実習課題 2019.01.28

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実習課題

  1. 単純な for

    3桁の正の整数を乱数により20個発生させ,その最小値,最大値,および平均値を表示するプログラムを作成せよ.

    822 841 880 340 522 860 628 942 785 461 655 554 621 618 411 233 184 158 203 730 
    Minimum 158, Maximum 942 and Mean 572.4
    

  2. while

    2桁の正の整数を乱数により発生させ続け,奇数が3つ続いたら終了するプログラムを while 文を用いて, break は使用せずに作成せよ.

    11 51 22 89 94 23 79 72 51 52 60 27 59 20 53 80 48 60 71 29 93
    

  3. 2重の for 文の基本

    アルファベット小文字の a から z までを表示することを10回繰り返すが,各回でランダムに文字を一つ選び,その文字のところだけ大文字で表示するプログラムを作成せよ.

     1 g: abcdefGhijklmnopqrstuvwxyz
     2 b: aBcdefghijklmnopqrstuvwxyz
     3 g: abcdefGhijklmnopqrstuvwxyz
     4 j: abcdefghiJklmnopqrstuvwxyz
     5 z: abcdefghijklmnopqrstuvwxyZ
     6 s: abcdefghijklmnopqrStuvwxyz
     7 o: abcdefghijklmnOpqrstuvwxyz
     8 v: abcdefghijklmnopqrstuVwxyz
     9 i: abcdefghIjklmnopqrstuvwxyz
    10 k: abcdefghijKlmnopqrstuvwxyz
    

    大文字の文字コードはAが65で,小文字はaが97です.

  4. *= の工夫

    20以上30以下の整数を乱数により発生させ,以下のように1からその乱数までの数について正と負で交互に表示するプログラムを作成せよ.

    Random number: 22
    1 -2 3 -4 5 -6 7 -8 9 -10 11 -12 13 -14 15 -16 17 -18 19 -20 21 -22
    

  5. 特別問題:McLaughlin展開(できなくても構いません)

    ex のMcLaughlin展開は以下の式であることは基礎微分積分学で学習したと思います.

    ex = 1 + x + x2 / 2! + x3 / 3! + ...

    3から6の範囲の整数を乱数により発生させ,それを x とするとき,McLaughlin展開を用いて10次の項までex の値を計算するプログラムを作成せよ.

    Approximation of e^4: 54.443104
    Real value: 54.598150
    

    真の値は電卓等で計算してください.もちろん,プログラムでも求めることはできますが,ライブラリをインクルードするとか,コンパイル時に引数が必要だとかがあるので,ここでは省略します.

    近似値と真の値がかなり近づくためには100項以上まで求める必要がありますが, x が小さいほど少ない項数で近い値が得られるので, x << 1 では ex = 1 + x と近似されるのは習ったとおりです.


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