プログラミング入門II
2019.04.08

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  1. 本日の作業内容

  2. 授業の概要

    教科書p.69の「第4章 関数」からp.138までの「第6章 配列」について学習していきます.中でも配列について,時間数を多く割り当ててじっくりと学習していくことにします.C言語は古い言語であるため,その発展とともに後から追加された機能が多く,言語の表現や内部構造に統一感が無いことがこれまでにも指摘されており,第5章のクラスなどの説明がわかりにくい状態になっています.しかし,関数と配列については,機械学習で多く利用されているpythonやWebアプリ開発にも用いられているRubyなどモダンな言語を今後学習していく際にも必要な概念なで,古いCの仕様に関わる部分は軽く流して進めていく予定です.

  3. 授業の進め方

    プログラミング入門Iの時と同じように,自分で教科書の範囲を予習しておいた上で,授業では演習を中心に実際にプログラミングを行って理解を深めていく形式で行います.次週以降は宿題を基本的に毎週課すとともに,重要な場面で確認テストを行って行きます.

    期末試験は実施せず,宿題と確認テストにより成績評価を行います.

  4. C言語の復習

    以下にC言語のプログラミング手順を再掲します.今一度確認をおねがいします.

    • 適当なディレクトリの作成

      プログラミングの授業で使用するソースコードを保存するディレクトリを作成しておきましょう.

    • geditの起動

      今回もプログラムはエディタのgeditを用いて作成することとします.

    • コンパイル

      作成したプログラムは拡張子 .c をつけて保存した後,そのプログラムの保存されているディレクトリで以下のようにコンパイルコマンドを入力してコンパイルします.

      $ cc hoge.c

    • 実行

      コンパイルが成功した時には,こまんどを実行したディレクトリに a.out という実行ファイルができますので,それをコマンドラインで実行します.

      $ ./a.out

      通常の設定では自分のディレクトリにはコマンドのPATHが通っていないので,実行ファイルの名前をコマンドラインに打ち込んでも実行されません.そのため,今いるこのディレクトリを表す記号であるピリオド一個 . に加えて,ディレクトリを表す記号 / をつけて実行します.注意してください.
    では,実際にプログラミングを行って,勘を取り戻しましょう.

    演習問題

  5. 次回の予習範囲

    教科書のp.70からp.78の範囲を予習してください.


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