プログラミング入門 情報科学演習 模擬試験 2016.02.01

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文字列を扱うプログラムを実行する際には必ずページャの less に処理を渡すこと.

$ ./a.out | less

変数の初期化を行っているかどうかを確認するためのオプションも忘れずに.

$ cc -Wuninitialized hoge.c


実習課題

  1. フィボナッチ数列

    フィボナッチ数列は以下の式で表されます.

    F0 = 0, F1 = 1
    Fn = Fn-1 + Fn-2

    この数列の数値を20項目 (F20) まで表示するとともに,F2以降に関して,前項に対する比Fn / Fn-1を小数第6位まで表示させるプログラムを作成しましょう.

  2. 配列の練習(除算と剰余算)

    以下に示す文字列配列を用意します.

    	char str[11] = "abcdefghij";
    

    3から6の範囲の整数を一つ乱数を用いて発生させ,その数を利用して以下のように文字を表示させるプログラムを作成しましょう.ただし,for 文の使用は2つだけとし,二重の for 文は使用しません.

    Random number: 5
    aaaaabbbbbcccccdddddeeeeefffff
    abcdeabcdeabcdeabcdeabcdeabcde
    

  3. カウンタ

    1桁の整数(0から9まで)を乱数を用いて30回表示させて,それらの出現頻度を数え,頻度順に並べ直して表示するプログラムを作成しましょう.

    
    4 9 7 6 2 2 8 7 8 7 3 2 7 5 8 2 5 2 1 4 5 2 9 1 9 7 3 8 4 7
    
    Number:     0  1  2  3  4  5  6  7  8  9
    Frequency:  0  2  6  2  3  3  1  6  4  3
    
    Number:     7  2  8  9  5  4  3  1  6  0
    Frequency:  6  6  4  3  3  3  2  2  1  0
    

    0から9までの整数とその出現頻度の組合せを考えないといけないので,それらを格納する2次元配列の使い方がポイントです.また,頻度が同数のときの順番は別に気にする必要はありません.
  4. 大文字と小文字の入れ換え

    アルファベットの大文字と小文字の52文字の中からランダムに20文字を選んで表示し,その後で,大文字と小文字を入れ換えて表示するプログラムを if 文などの条件分岐を使用しないで作成しましょう.

    EgVLGHOuWmtyxmBiDGeG
    eGvlghoUwMTYXMbIdgEg
    
    


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