プログラミング入門  情報科学演習
2016.12.12

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  1. 本日の作業内容

  2. 宿題の結果について

    今回の提出ではコンパイルエラーがありませんでした.いい感じです.ただし,インデント(字下げ)の方は相変わらず多くの人に問題が見られました.何度も言っていますが,わからないならば質問してください.これで毎回減点は残念なはずです.前回もおかしかった人は太字になっていますので,要注意です.

    字下げの不備: b1390 b1604 b1609 b1612 b1613 b1620 b1636 b1637 b1641 b1658 b1667 b1669 b1675 b1677 b1431 b1468 b1528 b1529 b1545 b1553 b1563 b1568 b1569

    今回の課題はややこしい部分が少なかったので,変な間違いはあまりありませんでした.しかし,以下のようなものは実行すると間違っていることに気づくはずなので,自分で修正しておいて欲しかったですね.

            for( i=0; i<=5; i++){
    

    0から始めて5までだと,繰り返し回数は6回です.やってみれば気づくはずですが.

                   for(sum=1; sum<=30; sum+=num){
    

    変数 sum の初期値に1が入っているので,合計が本来の正しい値+1になってしまっています.こちらも検算すればわかるはずですね.

  3. 前回の復習

    for 文の式2の終了条件が定数でなく,変数になる場合を練習しました. これにより2次元の多様な表現が可能となります.今後も使用しますので, 覚えておいてください.

        for(i=1; i<=5; i++)
            for(j=1; j<=i; j++)
    
    

    上のように j に関する終了条件を i に依存させることで, 以下のような変数の変化が実現できます.

    (1,1)
    (2,1) (2,2) 
    (3,1) (3,2) (3,3) 
    (4,1) (4,2) (4,3) (4,4) 
    (5,1) (5,2) (5,3) (5,4) (5,5)
    

  4. while

    while 文は,for 文と異なり,実行条件(式2)しか指定しま せん.その分,自由度が高いので,熟練した人はよく使用します.最初は for 文の方が簡単なので,この授業では基本的に for 文を使用しますが,知っておいて損はありません.

    for 文で式2だけを使用する場合や式3が無い場合などは while 文を使用する方がすっきり書けることがあります.
  5. 実習

    実習の演習問題は当日ご案内します.

  6. 次回の予習範囲

    教科書のp.52-59を予習してきてください.また,配列に関する小テストを実施 しますので,予習をしっかりしてきてください.

  7. 宿題

    授業の終わりに宿題の案内をします.


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