プログラミング入門 情報科学演習
2017.11.27

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  1. 本日の作業内容

  2. 前回の復習

    for 文が始まると,変数の値がループが回るたびにどのように変わっていくのか,十分に把握しておく必要があるのですが,そこをフォローするのが難しいのも事実です.そのため,変数の値の遷移をノートなどで確認していくことが重要です.例えば,以下のように考えてみましょう.

    #include <stdio.h>
    
    main()
    {
    	int i, j;
    	
    	for(i=0; i<=5; i++){             //  <- loop1
    		for(j=0; j<i; j++)        //  <- loop2
    			printf("   ");
    			
    		for(j=i; j<=i+5; j++){      //  <- loop3
    			printf("%2d ", j);
    		}
    		
    		printf("\n");
    	}
    	
    	return(0);
    }
    

    のようなプログラムで変数 i j がどのように変わっていくのか見てみましょう.

    loop1loop2loop3
    ijj
    0-0
    1
    2
    3
    4
    5
    10-
    -1
    2
    3
    4
    5
    6
    20-
    1
    -2
    3
    4
    5
    6
    7
    - - - -
    50-
    1
    2
    3
    4
    -5
    6
    7
    8
    9
    10

    この変数の変化と実際の実行結果との対応を考えてみてください.

  3. 多重の for

    前回に引き続き多重のループの練習を今日も行いますが,ループの処理の学習の 初期には変数の値がどのように変化しているのか,注意して行くと間違いに気づ いたり,処理の無駄に気づいたりということが多いので,分からなくなってきた ら,メモ用紙などに変数の値の遷移を書いて見直してみてください.

  4. 実習

    実習の演習問題は当日ご案内します.

  5. 次回の予習範囲

    教科書のp.42からp.48の while 文を予習してきてください.

  6. 宿題

    授業の終わりに宿題の案内をします.ただし,問題を見ることができるのは28日以降です.

    10.184.10.130/report/

    にアクセスして問題を見てください.


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