情報科学演習 実習課題 2017.10.11

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代入に関する補足説明

授業では scanf を使用しませんが,そのために値を変数に「代入」する操作が必要になります.これは,以下のように「等号」の記号である = を使用してできます.

    int a;

    a = 1;

また,定義と代入は同時に行うことも可能です.

    int a = 1;

上記の操作により,変数 a の値が整数の数値1になります.


関数 printf を使って以下の問題のように表示するプログラムを作り ましょう.printf は例題2.1のように2重引用符 " " で囲 まれた中にある文字列を画面に表示するものですが,先ほど紹介した % 記法を用いて,2重引用符の後ろにある変数の値も表示させることが出来ます. これは例題2.2にあるように桁数指定も可能です.

  1. 教科書p.11の例題2.2にあるように printf において表示する桁数を指定する機能を利用して右揃えで数値を表示してみましょう.以下のように表示 させるように,3つの変数を用意して適当な数を代入して右揃えで表示させてみましょ う.

    a =   100
    b = 12345
    c =     5
    

    上のプログラムは3つの変数 a, b, c を用意して,その変数にそれぞれ値100,12345,5を代入します.表示の時にはその変数の値を指定された桁数で表示させます.スペースを使用して形を整えることはしません.

        printf("a =   100\n");
        printf("b = 12345\n");
        printf("c =     5\n");
        

    上のような処理ではダメということです.%d % d の間に桁数を指定する整数を入れて調整してください.
  2. 10進数の適当な数を8進数,16進数でそれぞれ表示するプログラムを 作成します.結果の表示は以下のようになるものとしてください.

    Decimal: 100
    Octal: 144
    Hexdecimal: 64
    

    上のプログラムは変数を一つだけ用意して,適当な10進数の数値を代入します.上の例では100です.それをp.21の%記号の表を参考に,8進数や16進数で表示させます.いろいろと変数の値を変えて試してください.

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