6月16日の課題へのヒント


ヒント1 ものすごくいい加減な用語集

Debian教室のLinux環境
front end直訳は一番前。プログラムの実体を扱うためにユーザが入力などを行う「目に見える」環境。
argument引数
serverここではXサーバのこと。



ヒント2 キーポイント

Description項目の2番目の段落、4番目の段落を良く理解すること。



ヒント3 シェルスクリプト

for i in あるファイル do
ある処理
done

上のようなシェルスクリプトがあると、その意味は「あるファイル」の中のそれぞれの値について「ある処理」を行い、その値が変数iに格納される。その繰り返しをおこなう、となる。

次に、シェルスクリプトではある変数iを定義した場合に、次回以降、その値を参照するのには$iとする決まりがある。

条件式を入れる場合には、

if [ ある条件 ]
  then
    ある処理
fi

のような構文となるが、この意味は「ある条件」が成立する場合には「ある処理」を行うとなる。条件の記述の例としては、

[ -x ある値、ファイル、もしくは、コマンド ]

の様な場合には、「ある値」が実行権限を持つと「真」であり、そうでなければ「偽」となる。

[ -e あるファイル ]

であれば、ファイルが存在すれば「真」、しなければ「偽」である。

また、ある処理の例として、

exec あるコマンド

のようであれば、「あるコマンド」を実行する。



ヒント4 sedスクリプト

sedというのはStream EDitorのことで、文字列処理を行うための簡単なスクリプト言語であり、Rubyを知っていれば、おおよそその動作は理解できる。特に、文字列の置き換えを行うためによく使われ、その際には正規表現を用いることも可能である。例えば、

sed 's/ある文字列/別の文字列/' あるファイル

の様な場合は「あるファイル」中における「ある文字列」を「別の文字列」に置換するスクリプトである。正規表現を使う場合にも、

sed 's/#.*//' あるファイル

の様に使用し、この例では、#で始まり、その後に続く任意の0文字以上の文字列を空の文字列に置換する。すなわち、消すことを意味している。


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