コンピュータセミナー
2001.4.13



  1. 本日の作業内容



  2. システム全体の簡単な説明

    この教室は総合理工学電子制御システム工学科の計算機実習用の教室です.管理 は学科の計算機管理委員会で行っています.何かあったときの連絡は,代表幹事 である縄手までお願いします.連絡先は,次のようになっています.

    居室
    総合理工学部3号館1017室(10階)
    電話
    0852-32-6485
    電子メール
    nawate@ecs.shimane-u.ac.jp
    この教室には,教師用のパソコン1台,学生用パソコン80 台,専門教育用のUNIX ワークステーション4台,モノクロレーザープリ ンタ4台が設置されています.共用で使用するものですから,丁寧に扱っ てください.また,清潔な環境を心掛けてください.教室内での飲食は 禁止です.装置の不具合等を発見したら,速やかに連絡してください. また,自分で故障させた場合も同様です.

    この教室に入るために はカードキーが必要です.カードキーは電子制御システム工学科の学生 にのみ配布します.カードは貴重なものですので,なくさないように注 意してください.また,紛失した場合には速やかに届け出下さい. カードを第三者に貸したりすることはできません.カードによる入室は 24時間可能ですが,建物自体が夜間休日は出入り禁止になっていますの で,注意してください.

    部屋から出るときには,ドアノブではなく 少し上にあるつまみを回してロックを解除してください.ドアノブ のところにあるロックを掛けてしまうと外からの入室ができなくなるの で,決してロックしないでください.また,天井の電灯のスイッチはド アの外にあります.後ろ半分の電灯のスイッチは入り口のすぐ横にあり ますが,前半分の電灯のスイッチはトイレに向かう廊下のところにあり ます.

    学生用のパソコンはこの授業で使用するLinuxとWindowsNTの 二種類の環境が使用できるデュアルブート仕様 (ブートとは起動のこと) になっています.普通に 起動するとLinuxが立ち上がります.停止方法などはこのあとで説明しま すが,電源を切る際には正しい方法で行わないと故障の原因となります ので,注意してください.

    この教室のパソコンは電子制御システム 工学科のLANの中にあります.学内のネットワークとはルータと呼ばれる 機器で接続されています.そのため,この教室から学内のネットワークや 外部のネットワーク(いわゆるインターネット)を使用することはできま すが,その逆はできません.その点も注意してください.

    Linuxはマ ルチユーザシステムと呼ばれる,複数人で同時に利用できるシステムです. そのため,端末を使用するにはあらかじめ許可された「アカウント」が 必要です.このアカウントに使用しているユーザ名はあらかじめこちら で決めていますが,注意することは総合情報処理センターのアカウント のユーザ名とは違っていることです.間違えないようにしてください. また,パスワードの管理もしっかり行ってください.

    自分のアカウ ントのユーザ名とパスワードをパソコンに入力することにより,利用が できるようになりますが,どのパソコンでも同じように使用することが できます.それは,自分の管理情報やファイルは,個々のパソコンにあ るのではなく,別に用意してあるサーバに保管されているからです.で すので,自分の好きな場所に座って作業ができますが,授業ではなるべ く前の方に座ってください.

    以上で,教室の概略と基本的な注意事 項を終わります.次から始まる実際の使用方法を良く勉強して理解する ようにしてください.


  3. 端末(ホスト)の起動と停止

    教室のシステムは日立製FLORA350という機種です。電源のメインスイッチは本体 背面にありますが、通常はそちらはONのままとしておいて、前面パネル右上のま るいボタンを押して起動します。停止時、もしくはサスペンドと呼ばれる待機状 態の時オレンジ色のダイオードが電源投入により緑色へと変わります。通常の設 定であれば省電力モードになっていたディスプレイに信号が送られ、ディスプレ イも起動されます。(ディスプレイの電源スイッチは本体全面にあり、こちらも 通常はONのままとします。省電力機能により、端末が停止もしくはサスペンド状 態にあるときは画面を無表示状態にしますが、その時、電源ボタンのランプはオ レンジ色となっており、端末の起動とともに緑色に変わります。)

    メモリチェックやハードウェアチェックが行われた後、LILOが起動します。LILO とはLInux LOaderのことで、ここで、LinuxとNTの起動が選択できます。何もし なければ30秒後にLinuxが起動するよう設定されています。LILOが表示されてい るときに、Enterキーを押すと、その時点でLinuxの起動プロセスが始まります。 LinuxとNTのユーザ登録は別々に行っているのでNT側は別途アカウントを作成し ないとログインできません.アカウントの作成はNTを使用する授業の中で行いま す。また、外部ネットワークへの接続はLinux側しか出来ないので注意してくだ さい。

    Linuxのファイルシステムのチェックおよび各種デバイス、モジュールのロード が終了すると、wdmによるログイン画面が表示されます。システムの停止はこの 画面から行うことが出来ます。方法は、ログイン名にbyeを入力してEnterキー を押し、パスワードもbyeとして入力してEnterキーを押すことです。これに より自動的に停止され、電源が落ちるようになっています。


  4. ログイン

    マルチユーザに対応したシステムでは登録ユーザだけが端末で作業できるように 設定されています。端末で作業を行うために、ユーザの認証を行いますが、認証 により端末の操作が可能となることをログイン(もしくはログオン)といいます。 通常は、ユーザ名とパスワードにより認証作業が行われます。

    本システムでは、wdmと呼ばれるグラフィカルなログイン画面 が表示されるようになっています。初めての場合には,そのままログイ ンを行うと、ウィンドウマネージャとしてWindow Makerと呼ばれる物が 起動することになっているのですが、それには不具合があるので、初め てログインする場合には画面の「デスクトップ」にマウスカーソルを当 てて左ボタンをクリックし、GNOMEを選択しておく必要があります.二 度目からは「変更無し」のままでかまいません。
    ただし,電子制御の1年生はあらかじめGNOMEが立ち上がるようにしてあるので, 「変更無し」でもかまいません.

    画面の指示に従って、ユーザ名とパスワードを入力します。パスワードの入力中 は画面に*印で表示されるので、注意しましょう。キー入力を間違えた場合には キーボードの右上の方にある「←BkSp」 (Back Space) キーを押して間違えた箇所を消去 し、改めて入力します。

    なお、現在、仮パスワードが設定されているので、授業の中で行われる説明をよ く聞いてください。

    GNOME環境が立ち上がったら種々の作業を行う準備が整っています。画面の構成 は,図1に示すようなものです.

    図1 GNOMEが起動したときの画面構成

    初めてログ インしたときにはgmcと呼ばれるファイルマネージャ(ファイルやフォルダの表 示などを行うアプリケーション)とGNOMEヘルプブラウザが自動的 に起動するようになっています。(図2参照)

     

    図2 初めてのログインの時に自動的に起動するアプリケーション

    gmcやGNOMEヘルプブラウザが不要であれば、ウィンドウ右上のクローズボタンを クリックして終了させておきましょう。
    画面の構成としては,下側に「タスクバー」とよばれるボタンやアイコンのつい た部分があり,「デスクトップ」とよばれる全体の画面の左側には特殊なアイコ ンが並んでいます.アイコンは上から「Home directory」,「Vine linux」, 「GNOME web site」, 「フロッピー0」,「ディスク0」となっています.使い方については今後順を追って説 明していきます.


  5. ログアウト

    利用が終わったら,基本的 には電源を落とす作業を行いますが,そのためにはいくつかの方法があ ります.また,作業が終了すると,「ログアウト」と呼ばれる終了操作 を行うことが基本です.ログアウトするためには画面下のタスクバーと 呼ばれる領域の一番左にある「G」をかたどった足のマーク(GNOMEメ ニュー)をクリックして一番下にあるログアウトを選択してください. ログアウトか再起動か、停止かを聞かれるのでログアウトを選択します。 現在の設定を保存するにチェックしておくと次回ログイン時には現在の 状態が復元されるので便利です。

  6. パスワード変更

    現在設定されているのは仮のパスワードなので、今後利用するための自分で決め たパスワードに変更しましょう。変更はターミナル上で行うのが前提です。タス クバー内のディスプレイに「G」の足がついているものをクリックするとターミナルが画面に現れるので、その中でコマンド入力を行います。 キーボードによる入力が必要ですが,慣れていない人もとりあえず行っておきま しょう.

    今立ち上がったウィンドウを「ターミナル」と呼びます.LinuxはUNIX互換のシ ステムなのでキーボード入力によるコマンド操作が行えます.はじめは難しく感 じますが,慣れさえすればすばやい操作が可能なので便利さが実感できるのです が,この授業でどこまで慣れるかは皆さん次第です.


    通常のLinux (UNIX) システムであれば、

    $ passwd

    というコマンドでパスワードの変更を行いますが、本教室はNISというネットワー ク越しに認証を行う方法を使っているので、専用の

    $ yppasswd

    コマンドによりパスワードを変更します。コマンドを入力すると、ま ず、現在のパスワードを聞かれるので入力します。パスワードをキーボー ドから入力しても画面には何も表示されないので注意してください.こ れは,人が後ろに立っていてもパスワードを見られないようにするため の配慮です.その後、新しいパスワードの入力が促されるので、入力し ます。もう一回、同じパスワードを入れて間違いが無いか、確認するので もう一度入力します。

    パスワードとして適切な文字列は、特定の英単語を含まない、同じ文字を何度も 使わない、ある程度長い(7-8文字)アルファベットと数字の組み合わせであり、 アルファベットだけ、数字だけというのは推奨されません。意味のない文字列を 記憶するのは結構難しく、忘れてしまうことが多いのですが、パスワードを紙に 書いてメモを残すようなことはしてはいけないことになっています。自分だけに 意味のある、ランダムなパスワードをうまく見つけることが大切です。

    自分の好きなフレーズの単語の先頭文字だけを並べる、など、いろいろな方法が あるようですが,ここでは好きな方法で選んでください.。


  7. テキストの見方(ブラウザ操作)

    本授業のテキストは全てweb上においてあります。予習や復習では随時参照して ください.。
    閲覧するためのブラウザとしては Netscape Navigator を使用します.起動は、 タスクバーにあるNのマークのボタンを押すか、ターミナ ルから

    $ netscape &

    というコマンド操作で行います。ここで、$マークはコマンドプロンプトと呼ば れる記号で、コマンドを受け付けることが出来るターミナル画面に表示されてお り、自分で入力する必要はありません。初めてNetscapeを起動した場合には使用 許諾権の承認画面が出てくるので、「同意する」を選択します。続いてNetscpae Navigatorの画面が現れます。

    テキストがおいてある場所(URL)は、

    www.ecs.shimane-u.ac.jp/~nawate/

    からたどることが出来ます。Navigator画面の上から3番目の領域にURLを入力す る細長い欄があるので、そこに上のURLを入力するとページを開くことが出来ま す。


  8. カードキーの配布

    この時間にカードキーの配布を行いますので,混乱しないようご協力をよろしく お願いします.


  9. その他

    本日の実際の作業内容は、まずは端末にさわっていろいろ試してみることです。 ただ,目的もなく操作するのも難しいでしょうから,タイプ練習を行うことをお すすめします。練習方法は、ターミナルで、

    $ typist

    と入力して表示される指示に従って行います。タイプ練習をなるべくたくさん行っ ておくと後に効率的に課題の提出が可能になるので,今のうちにキーボードに慣 れておきましょう。

    また,その他の作業として昨年までのテキストを参照してみてください.今後, どのようなことを行うのかの参考になります.

    それから,教科書として指定してある本については,内容をそのまま順番に実施 するという方式は取りません.基本的には,このwebの教科書により作業を行い ますが,困ったときや調べたいときには教科書が参考になりますので,良く読ん でおいてください.

    最後に,総合情報処理センターのパソコンでもLinuxは利用できます.Linuxの種 類が違っているのですが,基本的な操作は同じです.また,操作入門は,別のページにありますので,参考にして ください.


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