かんな拡張モードの補足説明

日本語入力モードのなっているとき,「拡張モード」を利用すると便利な機能が 使えます.ただし,事前に設定が必要ですので注意してください.

まずは,拡張モードを利用するための設定ファイルである .canna を 用意します.次のようにコマンドを利用してコピーしてください.

$ cp /etc/skel/.canna ~

コピーできたなら,kinput2 を再起動する必要がありますが,とりあ えず,いったんログアウトしてもう一度ログインし直すのが一番手っ取り早いと 思います.

拡張モード用のウィンドウを起動するには,キーボード手前の左の方 にある「Fn」キーを押したまま,キーボード奥のファンクションキーの「F1」キー を押してください.すると,次のようなウィンドウが現れます.

このウィンドウの基本的な操作方法は「デスクトップツール」教科書に書いてあ りますが,以下に一部補足をしておきます.

上のウィンドウのフレーム (枠のこと) には右端に×印のボタンがあり,それを クリックするとウィンドウを閉じることができますが,そうするとかんなによる 入力を仲立ちしている kinput2 も終了してしまいます.その場合には, kinput2 を再起動しなければならないので注意してください.

「記号入力」のモードでは入力したい記号をクリックしても,エディタなどの画 面にすぐに反映されません.めんどうでも,エディタウィンドウをクリックして 前面に出してみてください.そうすると,記号が入力されるようになっています. そのあと,普通に文字入力を始めると拡張モードのウィンドウが閉じます.また, 記号が2回だぶって入力されることがありますので,注意してください.

それ以外のコード入力や部首入力では選択すると文字がそのままエディタなどに 移されて,拡張モードウィンドウは閉じます.


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