コンピュータセミナー
2003.5.9
テキストエディタを使って日本語入力に関する作業をしてみましょう.エディタ に関して,詳しい説明は別ページにありますので,そちらを参考にしてみて下さ い.今日のところは,初心者にもわかりやすいgEditを使うことにします.文節 の移動,文節の区切り変更などの作業が教科書に書いてあります.その作業が自 由に出来るようにweb版のテキストにしたがって作業してください.
例えば,
simadai |
とキー入力して画面に「しまだい」と表示されたときに,「↑」キーを入力する と,教科書にあるように文字種を変更して候補を表示しますが,いったんスペー スキーを押して変換候補が表示された後では先ほどのような矢印キーによる文字 種変更は出来ません.そのときには,Ctrlキーを押したまま「u」のキーを押す ことにより,文字種候補のモードに移ることが出来ます.文字種を平仮名に戻すと通常の 変換作業に戻ることが出来ます.
日本語入力モードにおいて「F1」と書かれた「ファンクションキー」を押すと, かんなの拡張モードに入ります.図1に示すようなメニューがあります.このメ ニューはバックスペースにより消すことが出来ます.
図1 かんなの拡張モードメニュー
図2 記号入力モードメニュー
文字コード(JISコード)がわかっている場合には,コード入力で直接文字を指定 できます.例えば,466cと指定すると,「縄」が出て来ます.
部首入力では,図3のような部首の一覧が表示されます.
図3 部首一覧メニュー
効率的な入力には自分用の辞書にたくさんの単語を登録することが大事です.当 り前の漢字や熟語でも,辞書に登録することにより早く表示され変換におけるス トレスが低減されます.最初は面倒ですが,こつこつとやっていけば後で財産に なります.
初めて登録するときには,図4のように辞書のファイルの作成ダイアローグが表 示されますので,yを入力し,辞書を作成して先に進みます.
図4 辞書作成ダイアローグ
最近は携帯電話でも「顔文字」を使うことが増えているので,みなさん良くご存 知かと思います.顔文字を辞書に登録しておくと,使用が楽になります.(それ が,良いことかどうかはわかりませんが)
アルファベットには通常のASCIIコードにしたがったものと,日本語のJISコード で表現するものとがあります.フォントによっては区別がしにくいこともあり, ワープロなどで混在してしまった結果,見苦しい書類になることもときどきあり ます.注意してください.表1にASCIIとJIS2バイトコードの違いの例を示しま す.
ASCII | JIS |
---|---|
A | A |
B | B |
c | c |
d | d |
通常の文字入力に慣れたら,拡張モードを利用してさまざまな文字,記号,罫線 の入力に挑戦しましょう.特に,罫線はテキストファイルで表を作るのに有効で すので,慣れておくことも必要です.例えば,図5のような表を作ってみて下さ い.
図5 表の作成例
AクラスとBクラス 別に小テストを行いますので,アナウンスに注意して下さい.
AクラスとBクラス 別に宿題を出しますので,アナウンスに注意して下さい.