コンピュータセミナー
2003.7.11
授業内容改善のための全学アンケートに協力して下さい.時間は約10分です.
本学科で独自に実施している無線LANによる接続実証実験の参加者を募集してい ます.概要について,口頭で説明しますので,希望者は参加申請してください.
期末試験は,いつもの授業と同じ形式で実施します.コンピュータを利用してメー ルにより解答を提出しますが,体裁を揃えるために基本となる解答用紙をダウン ロードして,エディタで記入する形式です.方法になれておくために,一度試し てみて下さい.
OpenOffice.orgに関する小テストや宿題の提出の際,良く見られる間違いがファイルの形式に関するもの です.保存の際に現れるダイアローグウィンドウを注意して見て下さい.例えば, 図1のようになっていると思います.
図1 保存ダイアローグウィンドウ
Drawを使って,図形描画に挑戦します.教科書p.230からの指示に従って,3D矢 印とロゴを作りましょう.注意することは,p.235の「03グループ化」の前に, 正方形と三角の位置を揃えることです.両方の中心が合っていないと,非対称の 矢印になるので見栄えが悪くなります.02が終わったところで,「変更」「配置」 下側の高さを揃えるメニューの「中央」で位置が中心で揃えられます.
ロゴについては,自分の名前を使います.漢字,平仮 名,片仮名,アルファベットなど文字種は問いませんので,ロゴを作りましょう.
作成したロゴに関しては,別形式での保存も試します.「ファイル」メニューか ら「エクスポート」を選択し,JPEG形式,もしくは,PNG形式で保存して下さい.
先ほどの作業で保存したロゴを使って,|やはりオープンソースのツールである The Gimpの操作を試して行きます.Drawでエクスポー トしたロゴは画像サイズがA4用紙のままになっているので,先ず必要な部分を抜 き出すことから始めます.
GNOMEメニューの「グラフィック」にあります.ターミナルから直接起動する方 が手っ取り早いので可能な人はコマンドで起動しましょう.先ほどのロゴが logo.jpg と言う名前で保存されているならば,
$ gimp logo.jpg &
です.初めて起動するときには,インストールを行いますので,しばらく時間が かかりますが,ダイアローグに従って進んで下さい.
Gimpが起動すると,メインウィンドウだけでなくいくつかのウィンドウも合わせ て開きます.ターミナルから起動した場合には,ロゴの画像ファイルと「レイ ヤー」ウィンドウも開きます.作業はマウスの右クリックでメニューを出して行 うことが多くなりますので,試しに画像ウィンドウ内の任意の場所で右クリック してメニューを出してみて下さい.
ロゴ画像の中の必要な部分だけをマウスでドラッグして選択します.選択した状 態で,右クリックして出てくる「編集」メニューから「カット」を選択し,また, 右クリックで「ファイル」「新規」とします.デフォルトでは先ほどカットした 画像と同じ大きさのウィンドウが開くことになっていますので,「了解」します. 現れたウィンドウ内で右クリックして「編集」「ペースト」としましょう.
ウィンドウを右クリックして出てくる「ファイル」から「保存」に行きます.先 ほどのDrawで作った logo.jpg のウィンドウはもう不要なので閉じま す.その後で,先ほどの保存ウィンドウのファイル名にまた logo.jpg として書き換えましょう.上書きの注意が出てきますが,構いま せん.また,レイヤー統合や画質に関する注意も表示されますが,気に しなくて構いません.
X-Faceと呼ばれるメールに絵を つけて送ることを試してみましょう.
ファイルメニューから新規を選択し,新しいウィンドウを表示します.図2に示 すように,ウィンド ウのサイズを48×48ピクセルにし,画像をグレースケールとします.
図2 新規ウィンドウの設定
メインメニューのツールパレットの中から鉛筆を選択します.そして,ブラシ選 択ウィンドウ(表示されていなかったら,メインウィンドウの右下の方にある丸 をクリックして下さい.)の中でペンの太さを選びます.1×1か3×3位としてみましょ う.そして,手書きで先ほどのウィンドウに自分の名前を書いて下さい.漢字で も何でも構いません.名前の一部でも構いません.図3のようなものができたで しょうか.
図3 記入例
右クリックで保存します.今度の形式はXpmとしてみましょう.選択メニューか ら選んでも良いですし,拡張子として .xpm をつけても可能です.
ここからはコマンド操作です.次のような作業を行って下さい.
$ convert name.xpm name.xbm
$ xbm2ikon < name.xbm > tmp
$ compface tmp xface
これで,カレントディレクトリに xface というファイルができていま す.これを元にSylpheedの設定を行います.
Sylpheedの「設定」メニューの「現在のアカウントの設定」を選択し,「送信」 項目を選択します.そこに,「ユーザ定義のヘッダ」がありますので,ボックス にチェックを入れて「編集」ボタンをクリックします.「ヘッダ」の入力欄 (左 側) に
X-Face
と入力します.また,一方で,先ほど作成した画像ファ イルをエディタで開きます.名前を xface としていましたので,その ファイルをエディタで開いて下さい.何やら,意味の分からない記号が並んでい ます.それをそのまま選択して,Sylpheedのヘッダ追加ウィンドウの右の入力欄 にペーストして,「追加」をクリックします.「OK」すれば,これで完了です.自分宛にメール を出して画像が表示されるかを試してみて下さい.
AクラスとBクラス 別に小テストを行いますので,アナウンスに注意して下さい.
AクラスとBクラス 別に宿題を出しますので,アナウンスに注意して下さい.