コンピュータセミナー
2003.7.4
教科書第4章に紹介されている「プレゼンテーション」用のソフトウェアである Impressを扱います.近年,理工系学生の対話能力が企業における採用の際に非 常に重視される傾向にあります.技術者教育プログラム(JABEE)においても,英 語も含めたプレゼンテーション能力が必須とされています.そのきっかけとして, 教室で利用可能なプレゼンツールを試してみましょう.
教科書のp.215の「OnePoint!」にあるように,CD-ROMのテンプレートをコピーす る必要があります.教科書のp.65はWindows用の記述ですので,この教室の場合 には少し操作が違います.次のコマンドにより実行して下さい.
コマンド操作の後で,教科書のp.69から紹介されているテンプレートの設定作業 を行う必要があります.起動したOpenOffice.orgの「ファイル」メニューから 「ドキュメントテンプレート」次に,「管理」を選択し,表示されたメニューウィ ンドウのIMPRESSフォルダをダブルクリックします.開いた中にある,「一般」 をクリックして,右の方にある「コマンド」ボタンをクリックして出てくるメ ニューの中の下から2番目の「標準テンプレートとして設定」を選択すると,次 回起動時には教科書で紹介されている「一般」が自動的に標準のテンプレートに なります.
実際に編集作業を始めると,フォントの指定がMS P明朝のままだと文字が重なっ て見づらくなります.自分で東風フォントに変更しましょう.
画像についてもサーバ上からコピーするようにしてください.置いてある場所は,
/virtual/home/tmp/free_ClipArt/
です.
一通りの作業が終わったら,自分で試すことはいくつかありますが,例えば, 「スライドショー」メニューにある「効果」を試してみるのも良いでしょう.通 常のスライドショーでは,スペースバーを押したり,マウスをクリックしたりす るたびにページが進みますが,ここで紹介されている効果を利用すると,選択し たオプジェクト毎に,画面に現れる効果を設定できます.
同じく,画面全部がどのように切り替わるかも設定できます.「スライドショー」 メニューの中から「画面切替え」を選択して設定します.
発表中に,手書きでアンダーラインを引いたり,強調したい部分を丸で囲んだり したいことが良くあります.そのためには,スライドショーの実行中に「F5」の キーを押して,ナビゲーターを表示し,ペンのアイコンをクリックします.以後 はマウスにより手書き入力ができるようになります.
教科書の内容に関する操作を試したら,自分オリジナルの作品を作りましょう. 1ページだけのものを作って下さい.テーマは,この授業の単位を取るための, 自分なりのポイント整理です.
AクラスとBクラス 別に小テストを行いますので,アナウンスに注意して下さい.
AクラスとBクラス 別に宿題を出しますので,アナウンスに注意して下さい.