第3回横田研OB・OG会

2017年 11月 4日

横田研は今年、創立10周年目を迎えました。節目の年ということで、第3回目となるOB・OG会を開催しました。今回は14名のOB・OGの方々、先生と在学生を含め、総勢22名になりました。


まず、現在の研究室を見ていただきました。5年前から研究室兼実験室だった部屋が実験室となり、研究室が移動していたことに驚かれた方もいたのではないでしょうか?


初年度からある年季の入ったPC。「お高いのでふれるべからず」と10年前に書いた注意書きがそのまま残っており、書いた眞部さんも驚かれていました!


見覚えのある装置が至る所に…、思い出と共に先生に怒られた記憶がよみがえり盛り上がりました。今となっては笑い話ですね。


実験系を前に過去の研究の話に花が咲きます。

今年度作成したアナログホログラムに興味深々な先輩達。コインが見えます。


研究室を見学 …物が多いです

研究室にある歴代の集合写真を眺める1期生のみなさん


研究室創立当時から現在までを振り返りました。喜怒哀楽のある研究室で、それだけ記憶に深く刻まれています。1世代また1人ずつに思い出があり、1日2日では語り尽くせません。

研究室の歴史を笑い話を交えて語る先生

全体の様子。近い世代で隣同士に座っています。


先生と近況などを語られる先輩方。しかし、笑い声が絶えません。


学部生4人(撮影:石飛さん)


ここで…河上さん(3期生)が研究室に残された握力100kgのハンドグリッパーが登場。

河上さん以外に閉じられる方は未だ横田研にはいません。閉じるコツを教えていただきました(笑)


OB・OGの一人一人から自己紹介、業務内容、在学生に向けて社会で必要なことなどを話していただきました。最近卒業された先輩方から順に紹介していただきました。

説明の様子(4~9期生)

簡単にまとめました。一部、省略しました。

竹田さん:上司に製品の設計図を提出したとき「これじゃ分からないよ」と言われました。スケジュール的に1つの図面に時間を掛けられないので、効率的、迅速に仕事することを意識してください。

金森さん:普段の身なりが色々なところに通じる。その1つに、会社では装置の作成に1か月かかるものもあり、作り始めはきれいでも時間が経つごとに傷が入ったり塗装が剥げたりする。普段、自分の身なりに気を遣っていると、こういった仕事の面で、塗装が剥げているから塗直そう、きれいに見えるように拭き取ろうという発想につながる。

小西さん:InputとOutputを大切にしてください。横田研ではOutputが大切というのはよく言われていると思います。よいOutputを出すには正しいInputが必要です。Inputは背景・動機で、Outputはその背景や動機に対する結果です。

青山さん:仕事をし始めると、この分野だけ勉強すればいいというのは無いです。複合的に色々なことを勉強する必要があります。また、会社では時間に縛られます。大学であれば、最悪徹夜ができるが会社だと時間が決まっているので、普段からいかに効率化するかを考える必要がある。

石倉さん:横田研での経験から、色々な人とざっくばらんに話せる能力が上がりました。仕事をやっていく中で、自分のやりやすいように交渉する必要があります。いきなり自分の主張を言うのではなく、最初は仲良くなるように努めます。やはりコミュニケーション能力が大事で、仕事の都合上「職人」と呼ばれる方と一緒に働くことも多いですが、彼らからのボケも拾って、コミュニケーションをとって下さい。

五井さん:現在、毎週報告会があり、横田研でやってたことがそのまま活きています。皆さんも就職したら個人差はあるでしょうが、横田研でやっていることがそのまま仕事に活かせるので、しっかり頑張って下さい。時々、「大学でやったことは役に立たない」と言われる方がいますが、それは絶対に違います。


途中でしたが、飲み会の時間が迫っていたので中断し、場所を松江駅近くの旬門へ移しました。

乾杯の挨拶をされる横田先生

以下、飲み会の様子です。


お酒がまわってきたところで、先程の続きです。

説明の様子(1~3期生)

尾野さん:(どんな人を雇いたいか?という質問に対して)こういうところが駄目だと会社の短所を言ってくれる人です。当然、文句だけ言う人のことではありません。普段から仕事をしっかりやっていているのが前提です。あと、失敗から学んでください。(尾野さん自身が)一度、大遅刻をして社員に迷惑を掛けたことがあり、今でも心残りです。また、官職としては、やはり報連相を徹底している人がいいですね。

河尻さん:赴任したとき、引継ぎもなく、こうしてくれという業務もありませんでした。だから、自分から仕事を探していました。一から勉強しないといけない環境でしたが、横田研で培った経験が活きました。

河上さん:三現主義を知っていますか?現場・現物・現実・の3つです。何が言いたいかというと、例えば、どういう原理でこの装置は動いているのだろう、このプログラムはどういう流れなのだろうかということを理解して使ってください。絶対にブラックボックスで扱わないでください。その根幹の部分を知らないで使っていたら、何かあったとき対応できません。それを使って新しいこともできません。これは研究も同じです。

眞鍋さん:どんな些細なことでも疑問に思ってください。上司から「お前この仕事やってて、何も疑問に思わんのか?」と言われました。ある日、何かの設計図を見て、これでいいかとすぐに流しました。でもそれは駄目だと後から気付きました。それを見た自分が納得するまで疑問をぶつけなかったからです。
わからないことがあったら、プロに聞いて下さい、どんな些細なことでも。わかったことはアウトプットして(話して)自分のものにしてください。それじゃないと、その仕事、やっていけなくなります。

石飛さん:本当に嫌だったら、極論、転職してしまえばいい。でも自分がやりたい業務じゃないor自分の不本意なところに配属されてもマイナスに思わないでください。絶対に自分の糧になります。
 学生のうちにやっておくべきことは「絵を描けるようになること」。絵を描いて自分のやっていることを説明すると、2ついいことがあります。1.自分の頭を整理できる。2.伝えやすい。絵を描いて説明できない点は自分が理解できていない点です。

足立さん:言いたいことをほとんど言われてしまいました。ワークライフバランスを大切に、体調管理に気を付けて下さい。


締めの挨拶をされる横田先生

特に、社会経験が一番長い1期生の方々は先生が伝えたことを、社会経験を踏まえて自分の言葉で話されたその成長ぶりに驚かれていました。OB・OGの方々を見て、教育したことが社会で活かされていて良かったと言われていました。

一本締めで締めました。

集合写真

遠方からわざわざ来て下さったOB・OGの皆様、ありがとうございました。非常に有意義な会となりました。次回のOB・OG会でまたお会いしましょう。くれぐれも体調管理にはお気を付け下さい。

2017年11月04日