平均値を測定する形式
【例4.4】
実効値がである交流電流 → 整流形計器(図4.20)の計器Mを流れる電流の平均 値は
よって,整流形計器のメモリは平均値の電流が流れたときにを指示す
るように調整されている.つまり,平均値を1.11倍した値を指示するよ
うになっている.
上のことを言い換えると,整流形計器の目盛がを指しているとき,可動コイ
ルMに流れている電流の平均値はとなっている.
計器Mを流れる電流の平均値が50mAならば,実効値はとなるので,55.5mA.
図4.22(a)に示される電流の実効値は,ピークピーク値を,周期をとする
と,以下の電流