プログラミング入門I 実習課題 2018.12.03

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実習課題

  1. if else の基本1

    アルファベットの大文字A~Jのどれか一つを乱数により発生させ,その文字で始まる国名を以下のように表示するプログラムを作成せよ.なお,国名は,表1のものを使用するものとする.

    表1
    AAmerica
    BBelgium
    CCanada
    DDenmark
    EEngland
    FFrance
    GGermany
    HHungary
    IItaly
    JJapan

    Country starts with G is Germany.
    

  2. if else の基本2

    50以上100以下の整数を乱数により1つ発生させ,それをある科目の試験の点数とする.表2のように成績評価をS〜Dでつけるプログラムを作成せよ.

    表2
    評価点数
    S90以上
    A80 - 89
    B70 - 79
    C60 - 69
    D59以下

    Your score: 96
    Evaluation: S
    

    ちょっと考えると論理演算子等が不要であることに気づくはずです.
  3. じゃんけん

    乱数を使ってじゃんけんをシミュレートするプログラムを if 文を用いて作成しましょう.コンピュータとあなたの対戦形式風にします.手は Gu, Choki, Pa の表現として,勝ち負けあいこを以下のように表示するものとします.

    You: Choki
    Computer: Gu
    Winner is Computer!
    

    You: Choki
    Computer: Pa
    Winner is you!
    

    You: Pa
    Computer: Pa
    Aiko
    

    乱数の発生ですが,一人目は3~5のどれか,二人目は0~2のどれか,とすると,以下に示す判定がやりやすくなります.勝ち負けの判定には論理演算子を使用せずに,しかも,以下の形のように処理を短くすることを考えてください.剰余を上手く利用すると実現できます.

    	if(hoge)
    	{
    		hogehoge;
    	}
    	else if(hege)
    	{
    		hegehege;
    	}
    	else
    	{
    		hugehuge;
    	}
    
  4. 四捨五入

    4桁の正の整数を乱数を用いて1つ発生させる.次に1,10,100のどれかの数を乱数により発生させ,その桁で四捨五入した数を表示させるプログラムを作成せよ.

    Round off 5692 at the position 10 is 5700.
    

    まずは切り捨ての処理ができるかどうかから考えてください.また,剰余算や整数型の割り算をうまく使ってください.

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