学生実験

学生実験の様子を紹介します。
コロナ禍ですが、注意して出来るだけ対面で実習を実施しています。

基礎実験 (1年生後期)

機器の使い方を学ぶための基礎的な実験です。

機械・電気電子工学実験1 (2年生前期)

基礎実験から少し進んだ内容の実験です。
グループごとに取り組んで、個人でレポート作成の練習をします。

・ダイオード・トランジスタの静特性と回路
電子回路の基本素子であるダイオード、トランジスタの特性を測定します。
さらに、トランジスタを用いた簡単な増幅器を作製し、 増幅特性をオシロスコープを用いて評価します。

・交流電圧・電流波形とフェーザ
交流電気回路の基本的な事項を実験を通して確認します。
電圧と電流の波形をオシロスコープを用いて測定します。

変圧器と整流回路について学ぶ実験の様子を紹介します。

光とスペクトルについて学ぶ実験の様子を紹介します。

機械・電気電子工学実験2 (2年生後期)

機械・電気電子工学実験1に引き続き様々な実験にチャレンジします。

機械・電気電子工学実験3 (3年生前期)

機械・電気電子工学実験3では、それまでの実験よりも長い時間をかけて一つのテーマにチャレンジします。

・はりの振動

・自律型移動ロボットの走行

・パスタブリッジコンテスト

・マイコンキットを用いた実験
マイコンボードを用いてセンサーを制御する実習を行い、 グループで組み合わせて動作させる実験を紹介します。

履修者の感想を一部紹介します。

• O.R. (3年生)
  （中略）一方で今回の装置製作で1番楽しかったのもプログラムでした。 自分で１から考えてプログラムを書くのは手探りではありましたが少しずつ前進して 問題を解決していくのは嬉しかったですしモチベーションにもつながりました。 また現在の自分の実力を確認することができ、そこからさらにプログラミングで できることが今回の実験で増やせたのもよかったです。 今回の経験は今後の勉強や活動に必ず活かしていけると思います。
• C.S. (3年生)
  自分達でオリジナルの装置を作ってみて、社会で役に立っている機械や 装置の回路やプログラムがとても複雑であるということが実感できました。 自分たちの単純な動作しかしない装置でも回路やプログラムを組むことが難しかったので、 人々の役に立つような装置を作ることの大変さが分かりました。 今回の実験では動くだけでよかったですが、正式な製品は見た目や耐久性、 使いやすさなどを考慮して作る必要があり、それに伴って課題や改善点が増えるので、 装置一つを作ることはとても大変だということが分かりました。 また班で協力して装置を製作するため、班員の得意不得意な分野を把握して 的確な役割分担を指示する人が必要だと感じました。 私は主に回路作りを担当しましたが、プログラムがあまり分からずに班員に 苦労を掛けたと感じています。 ですがオリジナルの装置が制作できた時には達成感があり楽しかったです。
• K.Y. (3年生)
  今回初めて自分たちで仕様から考えたオリジナル装置を作成したが、 はやり1からすべて考えることは難しかった。 特に、やりたい動作をさせるためのプログラムを考えることが難しかった。 自分たちで何度もプログラムを考えては実行し、 最後にはうまく動作するプログラムを作ることができてよかった。 班員と話し合い、協力しながら装置を作成することは楽しかった。 今回のようなオリジナル装置を作成することで、 今回は世のなかの物に比べれば比較的簡単なものではあるが、 少しは「ものづくり」を身近に感じることができた。 また機会があればいろいろな装置を考え、作成してみたいとも思った。