横田研で3年間過ごして学べたことは数えきれません。学べた理由としては目の前の物事に対して常に全力で取り組んだためだと感じています。
 横田研で行う光計測分野について、研究室に入る前の自分にはほとんど知識がありませんでした。しかし、3年かけて原理・原則の理解が進むと、研究に取り組むことがとても楽しくなりました。知らないこと、わからないことに対しても全力で取り組み、理解が進むにつれて、それまで気づかなかった楽しみを見出すことができるということを実感しました。

 大学院に入ってからは、学会発表や展示会などにも多数参加させて頂きました。この経験から自分の考えを周りの方々にわかりやすく伝えるためには、資料や話し方をどのように工夫すればよいかを学びました。就職活動においても、自分の希望が叶うように横田先生から多大なるサポートをして頂き、第一希望の企業への就職が決まりました。戦略の立て方や研究内容、研究室で学んだプレゼン能力などはとても役に立ったと実感しています。

 研究に対してどのように取り組むべきか、頑張るとは具体的にどういうことなのかというイメージも持ちやすい環境だと思います。学部4年で研究室に入った時には大学院の先輩がいますので真似をしながら追いつけるように研究に取り組みました。また、いま行っている研究や横田研で学んだことが将来どのように役立つかというのは、OBの方々から学ぶことができます。横田研では定期的にOB会が開催され、自分が在学中には2回、歴代の卒業生の方々と会い、お話を聞かせていただきました。自分と同じ環境で学び、その後、実際に社会で働かれている方々にお会いできる機会があるというのは非常に貴重なことであったと感じています。

 したがって、現状に満足せずに自分を伸ばそうとする方、そして負けん気の強い学生の方々には横田研で3年間学ぶことをお勧めします。これまでの自分からさらに成長したいと考え、自助努力を怠らない人には大きなチャンスがもらえると思います。チャンスを生かせば成長につながり、次のチャンスにもつながります。このまま大学を卒業して大丈夫だろうか、あるいは社会で通用する能力を身につけたいと感じている学部生のみなさんにはぜひとも横田研に入るという最初のチャンスを掴んでいただきたいと思います。