多くの人は、やりたいことに重点を置いて研究室を選んでいると思います。それでいいと思いますが、その研究室で何を学べるのかを考えているでしょうか。専門的なことは学べると思います。しかし、正直その専門知識をフルに活用できる職に就く人は一握りです。と考えると、専門的なこと以外で何を学べるのかは大変重要です。また、研究室は大学生活の集大成であり、これから社会に出て行く上で最も大切な時間を過ごすことになります。なので、今の自分に何が必要なのか、何を学んだら社会で役立つのかを考えた方が良いと思います。そこで、参考に私がこの研究室で体験したことを書きたいと思います。

 私は少々留年しており、これまでサボってきて、そのままで大学を卒業してもいいのかを考えました。そこで、授業等で横田先生の指導を受け、横田研なら十分にやれると思い、本研究室を選びました。
 配属となってからはまず就職活動を行っていました。留年しているのでなかなか難しいとは思っていましたが、履歴書の書き方など先生からのサポートがあり、内定を頂くことができました。横田研に来ていなかったら内定はもらえていなかったと思います。また、就活が終わると研究が本格的に始まり、週一回の報告会では熱心に指導して頂きました。これだけ学生一人一人に本気で指導してくださる先生はいないと思います(これだけ真剣に怒って頂ける機会はもうないです)。
 報告会や、先生との日々のお話を通して、この一年間は大学生活で一番濃いものとなり、学んだことは一番多かったと思います。やる気のある方、これまでの大学生活に後悔などある方は横田研をお勧めします。